From:黒木ゆい
黒木は昔からかなーりネガティブでした。
今はけっこうマシになったけど、昔はひどかったものです。
ネガティブにもいろいろ種類があるんですよね。
卑屈、否定的、心配性などなど。
今日は、卑屈で否定的な性格を変えるための必殺技をお伝えします。
■人に否定的な人は、自分にも否定的!?
どーせ私なんて・・・
また、うまくいかないに決まってる!
そんな風に思いがちな、ネガティブなあなた。
ネガティブな人は根本的に、「ネガティブな部分に目がいきやすい」性質です。
例えば、レストランで食事をしたとき。
ポジティブな人は
「美味しかったねー!」
と素直に喜びますが、
ネガティブな人は
「美味しかったけど、ちょっとお店の雰囲気悪かったよね・・・」
など、否定的な部分を見つけてしまいます。
これは、ある意味長所でもあります。
会社のプロジェクトなどでは、問題が起きそうなところを見つけられるし、クレームを避ける方法なども思いつきやすいです。
なので、それはそれ、と開き直るのもあり!
ですが、辛いのは、自分自身にも同じように否定的になってしまうこと。
他人や周りに否定的な人は、ほぼ例外なく、自分自身にも否定的です。
中には、一見すると自分を顧みず他人を否定しているタイプの人もいますが、実はこういう人も、心の中では自分に対するネガティブなワードでいっぱいです。
だからこそ、他人を否定して周りには自分のネガティブさに目がいかないように仕向けようとしてるのです。
(ま、逆効果なんですけどね…。)
でも、ここにこそ、ネガティブな自分を変えるヒントがあります!」
ネガティブな自分を変える必殺技はずばり・・・
「人を褒める」 ことです!
■人を褒めると自分も伸びるメカニズム
人を褒めるということは、相手のいいところを自分から見つける、ということ。
これには、単に人間関係を円滑にする以上の効果があります。
他人のいいところに気づけるようになると、自分のいいところが分かってくるからです。
なぜかというと、人は基本的に、「自分の中にあることしか、気付くことができない」のです。
例えば、ファッションに全く興味のない人が、ファッションについて人を褒めることはできません。
自分の中に優しさがない人が、他人の優しさに気付くこともありません。
つまり、他人について「あ、この人のこういう部分、ステキだな」と思えたことは、「自分の中にも似たような部分がある」ということなんです。
人を褒めるようにしていると、自分が気付きやすい部分はどこか、気づくようになってきます。
それがあなたにとっても長所となりうる部分なのです。
■人を褒めると自分も受け取り上手になれる
ネガティブな人は、人から褒められたことを、受け取るのも苦手ですよね。
いやいや、そんな…と謙遜するだけならまだいいですが、「本当はそんなこと思ってないんじゃ・・・」と相手の気持ちを疑うことも多いんじゃないでしょうか。
(黒木はそうでした笑)
でも、自分が人を褒めるようにしていると分かってきますが…せっかく褒めた気持ちが受け取ってもらえないと、ちょっと悲しいんですよね!
褒めたのに「そんなことないです!」と拒否されると会話もそこで終わっちゃいますし…笑。
自分も相手をこんな気持ちにさせていたんだな、ということが分かったので、自然と自分も、素直に褒め言葉を受け取れるようになってきます。
■自分が相手に与えたものが返ってくる
人を褒めると、自分も褒められることが増えてくると思います。
人は、自分がされたことを返したくなるもの。
優しい人には優しくしたくなるし、意地悪されたら意地悪したくなるものです。
まぁそう単純にいかないことも多いですが、それは、実は深層心理でどう思っているかが相手にも伝わっているからです。
例えば、人を褒めてもそれが「お世辞・おべっか」など見返りを期待するものなら、相手にもそれは自然と伝わってしまいます。
心から褒めても伝わらないことだってあるのです。
心がなければ伝わるはずがありません。
皆さんもぜひ今日から、まわりと自分のいいとこと探し、してみてくださいね♪