他人事ではないレイプ被害
今回は、非常にデリケートな題材の為、
あなたがレイプ被害者ではないという前提で
お話をさせていただきます。
レイプ被害…強姦…
それはいつの時代でも、決して無くなりませんでした。
悲しい現実です。
どうしてそのような事が起きるのでしょうか?
原因を考えれば考えるほど、
被害者の気持ちを考えれば考えるほど
胸が締め付けられるように痛くなります…。
人間の三大欲求は、
食欲、性欲、睡眠欲
といわれており、
これをコントロールするのが理性です。
しかし、欲求は人を極限まで追い詰めますので
それに負けてしまう方も少なくありません。
レイプの加害者には、
1人1人様々な動機があるかと思いますが
こうした欲に耐えれなかった。という例もあります。
では、その他にはどんな実態があるのでしょうか?
レイプ被害の実態について
レイプ加害者の証言では、
・性欲を我慢できなかった
・脅迫の手段として
・軽い気持ちで
これはあくまでも一部の例ですが、
このような実態があります。
先にお伝えした欲に負けてしまった例とは違い、
相手を脅迫する為や、押さえつけるための手段としてレイプした。など、
恐ろしい動機もあります。
そしてそれよりも何よりも恐ろしいのが、
「軽い気持ち」でレイプに至ったという
絶対に許せない加害者の声です。
しかし、こうしたレイプ被害や
動機が軽すぎる加害者がいなくならないのには
ある理由がある気がします。それは…
間違ったレイプの知識
アダルト雑誌やマンガ、映像などでは
レイプという題材が非常に多く扱われています。
恐らく、やってはいけない事をするというスリルと
セックスという快感を同時に味わうことに
興奮するユーザーを対象としているのだと思いますが…
その表現がそもそも間違っているのです。
雑誌やマンガ、そして映像で見るレイプは
台本があり、それを再現しているだけなので、
ほぼ全てがフィクションです。
あくまでも、そういう題材を扱い
それを好む、ターゲットとなるユーザーを興奮させるようになっています。
つまり…
最初は嫌がっていた女性が、
途中から快感を得るような流れができています。
しかし実際は、
その恐怖心から声を出すことなどできませんし、
快感なんて微塵も感じないという証言も少なくありません。
その為、
こうした間違った知識や憧れを
理性が働きにくい若い頃に得てしまうと
それが犯罪に繋がる可能性があります。
私たちが知らないといけないことは、
本当のレイプの実態。
つまり真実です。
レイプ被害から身を守る為に
レイプから身を守る事を考えるのが
そもそも悲しい事ではありますが、
決して他人事とは考えず、レイプ被害にあわないよう
以下をしっかりとお守りください。
1:人通りの少ない道や、暗い道を1人で歩かない
2:露出の多い服は控える
3:意識が無くなる程の泥酔をしない
4:時には「本当に大丈夫?」と、人を疑う気持ちをもつ
5:「私は絶対大丈夫」と、過信しない
しかしこれらを全て守っていたとしても
レイプ被害にあってしまう時が来るかもしれません。
そういう時は、すぐに110番通報で
警察に連絡をしましょう。
迷わずすぐに誰かに助けを求める事が
被害を最小限におさえるポイントです。