From:木下実央
◆木下的、忘れられない女
今回は「忘れられない女」特集ということで、
木下的、忘れられない女の話をしたいと思います。
今から○年前の春。
木下は高校を卒業し、晴れて女子大生になりました。
入学式、私の隣の席の女の子は
今まで見たことのないような女の子でした。
どんな子だったかというと…
・葬式ですか?ってくらいに全身真っ黒の服。(入学式なのに!)
・前髪が長すぎて顔が見えない
・常に下を向いてる
・めっちゃ猫背
その子の第一印象は
真っ黒なおばあちゃん
でした。
(同い年だったんですけど。)
誰も知り合いがいない入学式で、
とりあえずは隣の人と話すじゃないですか。
そこで、木下は勇気を出してその子に話しかけてみたんです…。
木下「同じクラスだよね~?高校の同級生とか一人もいないから仲良くして~♡」
その子「ワシも!知り合いおらんから緊張してたんですわ。よろしく~」
…えええーー!!?
突っ込みどころ満載すぎ!!
一人称「ワシ」なの!?
てか声が異常に低い!!
その後もしばらく雑談してたんですが、
話を聞けば聞くほどに変な子でした。
でも不思議と魅力的なところがあって、私たちは大の仲良しになったのです。
彼女をY子と呼びますね。
Y子は入学式だけでなくその後も毎日全身真っ黒の服装で、
前髪で顔を隠したまま学校にきていたので、
学内であっという間に有名人になりました。
Y子は男性とお付き合いした経験はなく、根っからの腐女子でした。
大声でBLの話をするので、彼女が腐女子ということもすぐに学内で有名になりました(笑)
そんな全身真っ黒腐女子おばあさんのY子でしたが…
ある日のことです!
いつも全身真っ黒だったのに、その日は白いシャツを着てきたのです!
彼女のことを知っている人は全員自分の目を疑いました。
ざわざわし出す教室…
Y子は平然としています。
「どうしたの!?なんで今日白いの!?」と聞いても、
「?別に…」
といった感じで取りあってもくれません。
そして更に次の日。
Y子の一人称が「ワシ」から「私」に変わっていたのです!!
その次の日は前髪を切り、
髪の毛に可愛らしいヘアピンをつけてきました。
一体Y子に何が起こったのか!?
気付けばいつの間にか腐女子も卒業し、
Y子はどこにでもいる普通の女の子へと変貌を遂げたのです。
もうお気付きの方もいるかもしれませんね。
そう、Y子は恋をしていたのです…♡
Y子はもともと顔立ちはとても整っていて、
色白だったので(いつも黒い服を着てたから?)
とんでもない美女に変身しました。
私の中の忘れられない女は、
真っ黒いおばあちゃんから学内一の美女になったY子その人です。
恋ってこんなにも人間を変えるんだ…
と心の底から実感した出来事でした。
◆やっぱり恋はするべき♡
そんなY子は、当時恋していた相手を見事手中におさめ、
もうすぐその彼と結婚します。
腐女子時代から一つのことにとても凝る性格だったので、
今では誰よりも女子力が高く
美への探究心は目を見張るものがあります。
一人の女の子をここまで素敵で魅力的に変えてしまう恋ってやっぱりすごい!♡
というわけで、皆さん恋しましょう♡
…したくてもできないんじゃ!!
出会いどこよ!!
というあなたに、今日はおすすめの出会いスポットをご紹介。
木下実践済みですので、勇気のある方はどうぞ。
クリスマスまでに彼氏ゲットよ!!♡
- ライブハウス
木下はよくふらっと一人でライブに行きます。
ジャンルはロックからジャズまでさまざま。
小さめのライブハウスがおすすめ。
一人で来てる男子、意外といます!
- 映画館
こちらも木下がよく行くスポット。
仕事帰りにレイトショーを見に行ったりするんですが、
ここにもお一人様男子が!
大きい映画館よりも、ミニシアター系がおすすめ。
- ブックカフェ
最近は本屋さんとカフェが一体になってるお店って多いですよね。
ここも意外とお一人様男子が多いです。
ただ、本に集中してるときは話しかけるのは控えて!
草食男子が増えてる世の中ですが、
木下的には趣味とか一人の時間を大事にする人が男女問わず増えてると思うんです。
上にあげたおすすめスポット3つも、
一人で来ている男子が多いのはみんな自分の趣味の時間を一人で楽しんでいるから。
そんな男子が魅力的に感じるのは同じように趣味を大事にしている女性!
共通の趣味の話題で盛り上がれるので
ぜひ勇気を出して話しかけてみてくださいね♡
断られても大丈夫!
その人と再び会うことはおそらく一生ないので♡
ー木下実央