From:mi-ko
こんにちは~(^_^)/
ママ女医ライターのmi-koです!
ここ数日の急な寒さで、体調崩された方もいるんじゃないでしょうか?
低気圧や日照時間は、意外にカラダやココロに影響があります。
鬱になりやすくなったり、アレルギー性の病気も悪くすることがあったりするので、体調管理と気分転換を十分してくださいね!
Contents
“避妊なし”のSEXには危険がいっぱい!?
さて、今回の本題です。
避妊なしのSEXって、誰しも一度は経験あるのではないでしょうか?
日本は先進国のなかでも、避妊を始めとした性教育にまだまだ遅れをとっています。
そのため、男性のみならず、女性側も“妊娠、出産の重み”について無知なままSEXしてしまう傾向があります。
そんな世の中に警告をするために!
ここでは、避妊を怠ることで陥ってしまう出来事や注意点についてお伝えしていきたいと思います。
“望まない妊娠”は、
ココロもカラダも傷つける……
避妊なしのSEXでまず問題となるのが、“望まない妊娠”です。
愛し合っている彼との子供ならまだしも、一夜限りの相手や不倫相手の子供だと、簡単に“産む”決断はできません。
まさか「1回だけで妊娠するわけがない!」と思い込んでいる人はいませんよね!?
それは大変考えが甘い!ということを覚えておいてください。
排卵期のタイミングが合ってしまえば、1回だろうが妊娠してしまう可能性は十分あります。
私の友人にも、そういう妊娠を経験した人がいますが、その末路はロクなものではありません。
相手の男性に逃げられて音信不通、全額自腹で中絶手術を行うと、ココロもカラダもひどく傷つき、とても見ていられない状況でした。
男性には捨てられ、手術で自分のカラダも負担がかかり、子供まで失う(せっかく授かったのに自らの意思で)気持ちを想像してみてください。
中には、中絶したことへの罪悪感を一生背負いながら生きていく人もいます。
仮に産むと決断をしても、子供を一人で産み育てていくのは想像を絶する苦労があります。
自分の両親や兄弟など、頼れる人がいればまだいいですが、なかなか相談しにくい内容でもありますよね。
なにより、産まれてくる子供にも苦労をかけてしまうことになります。
ですから、正式にお付き合いしてない男性や、その場のノリでSEXに至ってしまうようなときは、必ず避妊をしましょう!
もう誰も、そんな悲しい経験をしないで済むようにしてほしいと思います。
子供を“育てる”大変さを知っている?
まだまだ“子育て”という分野に自己負担の重圧が高い日本で子供を産み、育てていくには、必要不可欠なものがいくつもあります。
その中でも特に重要なのは、経済力・子供の父親の同意・それぞれの両親の同意です。
どんなに愛し合っている彼との間に授かった子供でも、彼に子供を育てる準備や覚悟ができていないと、彼が突然態度を一変して逃げ出してしまうことも…。
また、あなたも彼も妊娠を喜んでいたとしても、お互いの両親に認めてもらえるのか?という課題も迫ってきます。
子供が産まれてから、たった一人、もしくは夫婦二人だけで、仕事も子育ても両立させるのは至難の業です。
さらに、子育てにはお金が想像以上にかかり、支出のバランスも独身のときとは全く変わってしいます。
しかし、稼ぎたくても子育てしながら働くのは、なかなか難しいことを念頭に置いておくべきです。
現在、彼がいてゆくゆくは結婚、妊娠を考えているあなた。
一度、彼に今後の人生プランなどを聞いてみたうえで、妊娠の時期を相談したほうがいいかもしれません。
“性感染症”と一生付き合うことにも…!?
“避妊”は主に望まぬ・予期せぬ妊娠を避けるためにするものです。
しかし、避妊をしないことで生まれるリスクはそれだけではありません。
そのリスクとは“性感染症”です。
性感染症は、早期発見できれば飲み薬だけで簡単に治療できるものもあります。
しかし、中には一度感染しただけで、その後の人生にずっと付きまとう病もあることを知ってください。
性感染症がこわい理由は、すぐに症状が出なかったり、検査を受ける機会がないと、発見が遅れてしまうことです。
もし、感染している自覚がないままSEXをすれば、また別の人に感染させてしまう恐れもあります。
気づいたときにはもう手遅れ……という最悪のケースもあるでしょう。
ここですべての感染症は紹介できませんが、いくつか重要なものを取り上げてみます。
たとえば、クラミジア。
直接生命を脅かすことは滅多にありませんが、感染を放置すると、卵子の通り道である卵管が炎症を起こす“卵管炎”になる可能性があります。
卵管炎になってしまったことで、不妊症になってしまうこともあるので、十分気をつけてください。
他にも、HIV感染(ヒト免疫不全ウイルス感染)も、未だに感染者数が増えているようです。
感染率はそれほど高くなく、最近は進行を遅らせる薬が開発されてきています。
しかし、気づかずに放置し、AIDS(後天性免疫不全症候群)を発症してしまった場足、その治療は難渋します。
HIVは免疫細胞に作用して、ヒト本来の免疫機能をダメにしてしまうので、最終的に普通は感染しないような細菌やウイルスに抵抗できなくなっていきます。
ここでご紹介したもの以外にも、梅毒、淋病などの感染症があります。
症状がなくても、思い当たるSEXの経験があるようなら、一度検査しておいたほうがいいでしょう。
特に、HIV検査は匿名希望で無料で行える施設があるので、他人の目が気になる人も、勇気をだして検査してみてください。
避妊の方法と選び方
ここまで、避妊をせずSEXすることによるデメリットと危険性についてお話してきました。
ここからは、目的別に避妊方法をご紹介していこうと思います。
避妊も性感染症もどちらも予防するなら、単価も手頃なコンドームが一番です。
しかし、彼によっては、コンドームをどうしても嫌がる人もいます。
そんなときは、不特定多数とSEXする環境でなければ、ピル(経口避妊薬)内服や、子宮内避妊具の装着がおすすめです。
これらは女性側が負担しなければならない点と、多少値が張るというデメリットもあります。
しかし、ピルや子宮内避妊具には生理不順や生理痛軽減の効果があるものもあります。
ピルの場合、毎日の内服が必要なので、飲み忘れに気を付けましょう。
さらに、うっかり勢いで避妊せずSEXしてしまったときは、モーニングアフターピルという種類もあります。
SEX後できるだけ早めに飲んだほうが効果的なので、心当たりがあるときはすぐに婦人科に相談してみてくださいね。
“避妊”を上手にして、安心のSEXライフを!
避妊せずにSEXしてしまい、その後の出来事でココロが傷つくのも、カラダが傷つくのも女性です。
彼に嫌われたくないという気持ちや、SEXを楽しみたい気持ちはよーくわかりますが、まずは自分自身を大事にしてあげてください。
そして、本当にココロからあなたのことを大切に考えてくれる彼と結ばれてください。
女性として、医師として、母として生きる私の切実な願いでもあります。
この記事が、少しでもSEXや妊娠について改めて考えてもらえるきっかけになれば嬉しいです。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
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