最近ではアプリなどで自分の生理日を管理している人も多いと思いますが、アプリなどで計る安全日・危険日は、あくまでも目安に過ぎません。
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安全日・危険日
一般的には、危険日⇒排卵日の前後3~5日間
安全日⇒それ以外
と言われていますが、準危険日というものが存在します。
精子の寿命が長かった場合は、生理初日から7日目から準危険日となります。
な~んだ、簡単じゃないか!
と思う人もいるかもしれませんが、実際はそんなに簡単なものではありません。
なぜなら、危険日の目安となる排卵日を正確に予測することは難しいからです。
排卵日
排卵とは、卵巣から卵子が生み出されることです。
卵子が生み出されているときに精子が卵巣に存在していると妊娠の可能性があるのです。
つまり妊娠は排卵期にしか起こりません。
しかし先にも記述したように、排卵日を正確に予測することは大変難しいことです。
一般的には次の生理がくる14日前ごろと言われています。
毎回決まった生理周期の人は分かりやすいかもしれませんが、毎回ばらばらな人はまったく当てになりませんね。
更に、毎回同じ日数でくるよ~という人でも次も必ず同じ日数でくるという保証もないので、単純に日数だけで排卵日を確定することはできないのです。
もっと正確に知りたい場合は、基礎体温をつけることをオススメします。
毎朝、ふとんに入ったままの状態で婦人用体温計で計測しましょう。
婦人用体温計は「36.58℃」といったふうに小数点第二位まで表示されるので、より正確に計測することが可能です。
毎日計測すると分かってくるのですが、ある日急激に体温が上がる日がきます。
それが排卵日です。
そして生理が始まるまでその高温の状態が続きます。(高温期)
しかしこの場合も、その日の体調次第で前後するので
必ず正しいというわけではありません。
つまり、毎日が危険日!
自分では安全日だと思っていても、実は危険日だったということも少なくないのです。
「安全日だから大丈夫」と安心しないで、妊娠するつもりがないのならきちんと避妊しましょう。
逆に、危険日でもコンドームをつければ大丈夫と思っている人もいるかもしれませんが、それも大きな間違い。
コンドームをつけていても避妊に失敗したという例は星の数ほどあります。
ゴムをつけずに外出しするのももちろんNG。
精子は少しずつ出ているのです。
精子のついた手で女性器を触っても妊娠の可能性はありますし、パンツに精子がかかっただけで妊娠したという例もあります。
精子の生命力ってすごいんですね…。