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女性向け性感マッサージ店も運営!睾丸の専門家・あす香先生にインタビュー

投稿日:

性の専門家にインタビューする連載がスタートします!

第四弾は睾丸の専門家・あす香先生です~!

睾丸マッサージのやり方を伝授する活動や、女性向け性感マッサージの経営もしているあす香先生。

今回は彼を気持ちよくする方法や、読者からのセックスに関するお悩みにお答えいただきました。

彼をもっと気持ちよくしてあげたいという方、必見です♡

 

★登場人物

あす香先生
コイラボスタッフ・桃子
コイラボスタッフ・はるみ

 

あす香先生、どんな活動をしてるんですか?

 

桃子:あす香先生のことは私twitterで知ったんですけど、プロフィール欄の肩書にすごい興味をもったんですよ。

なかなか「睾丸の専門家」って…初めて見たので(笑)

で、実際にtwitterの投稿内容を見て、あとSPA Whiteのサイトやセミナーや講習もやってらっしゃるのを拝見してぜひインタビューしたいなって思ったんですね。

 

あす香先生:ありがとうございます!

 

桃子:実際に今どういった活動をメインでやられてるのかっていうのを、あす香先生の方から具体的に詳しくお話いただければと思います。

 

あす香先生:今は風俗嬢さん向けにオイルマッサージやパウダーマッサージ、睾丸マッサージ、ちんこの触り方…そういったことの技術指導をしています。

 

桃子はるみ:えーー!!もう手の動きが!!(笑)

(あす香先生先生がちんこの触り方をジェスチャーする)

 

あす香先生:フリーランスでもしていますし、あとは風俗店を3店舗見ているのと、メンズエステ(風俗じゃないんですけどセクシーなマッサージをやるようなお店)にも講習員としてやってます。

 

桃子:そういう仕事をしようっていうきっかけは何かあったんですか?

 

あす香先生:私は18・19歳で美容の専門学校をエステティシャンで卒業して、20~22の半ばくらいまで正社員、22歳半ばくらいで個人サロンで独立しました。

…っていうのが表の顔で。

学生卒業と同時期くらいに、「風俗エステ」っていう、オイルマッサージをしたあとに手コキをしてフィニッシュていう抜きありの風俗店に勤めていました。

そこでたまたまエステができたもんですから、よかったら講師やらない?って言われたのがきっかけです。

で、店舗の講師をやりながら、22歳の半ばで個人サロン独立したときに、たまたまソープランドのお姉さんがお客さんで来てたんです。

私もそういう講習員やってるんだーって話したときに「じゃあ教えてよ」って言われて。

「あ!これフリーランスでもできるじゃん!」って思ったのがきっかけで、ほそぼそとやってます。

 

桃子:じゃあたまたまそのソープランドのお姉さんが来たことがいっこきっかけだったんですね。でも偶然にしてはなんかすごい必然みたいですね!

風俗嬢の方でも自分のテクニックにあんまり自信がなかったりするんですか?

 

あす香先生:風俗店で働く女の子は、研修が少ないまま現場に放り出される現実があります。

自信がないまま現場に出て、現場で体験して、創意工夫している女の子が大半じゃないですかね~

 

桃子はるみ:えーーー!そうなんですか!?

 

脱ぐだけで稼げる風俗嬢はもういない

 

あす香先生:風俗嬢こそ個人事業主レベルでしっかり勉強して接客をしてないと、稼げないし、色々なトラブルに会うケースもあります。

彼女らってただ脱いでいちゃいちゃするだけが仕事じゃなくて、男性をおもてなす接客業。

なのでいろいろ学びにいらっしゃってます。

 

桃子:睾丸の専門家っていう肩書でいらっしゃいますが、そういうことについてはご自分で勉強なさったんですか?

 

あす香先生:その働いていた風俗エステ店が、睾丸マッサージに特化したお店だったんですよ。

 

桃子はるみ:えーー!?そんなのあるんですか!?

 

あす香先生:風俗業界でも睾丸に特化したお店って少ないんですよね。

なので、それもフリーで教え始めたっていうのがありますね。

私が教えてる睾丸マッサージはエッチに感じさせるとか勃起力アップとかなんですけど、タイに治療向けの睾丸マッサージがあってそれも勉強しました。

睾丸に関しては日本で先生から教わって。

あとは風俗店に勤務していたときの自分の経験と、元々持ってるエステの知識も役に立ってます。

 

女性向け性感マッサージ店「SPA White」

 

桃子:あす香先生が運営しているSPA Whiteについても教えてください。

 

あす香先生:SPA Whiteは女性向けの性感マッサージのお店で、今年の1月にやろうって思って4月くらいから開店してます。

今男の子10人くらい育ててます。

 

桃子:セラピスト一覧みたいなのをちょっと拝見してたんですけど、…顔は出してないんですけどすごいイケメン風な人がいっぱいいますよね!

 

あす香先生:お客様からは「イケメン」とお伝え頂けますことが多いです。

 

はるみ:一回取材で性感マッサージのサロンさんに行かせてもらったことがあって。

大体40代くらいの女性が多いってそこのサロンさんは言ってました。

SPA Whiteでも結構40代くらいの方が多いんですか?

 

あす香先生:年齢層は幅広くて、20代~60代までの、私生活で男性にあまり触れることのないお客様が多いです。

うちの場合はエロだけが目的じゃないっていうお客様が多いんです。

話を聞いてもらったり、褒めてもらったり、認めてもらったり……寂しいなって思ったときとか。

エロだけじゃなんですよね、女子って。

 

桃子:抱きしめられたいとか、一緒に寝てほしいとかですよね!

そういうお客様が実際には多いっていうことですか?

 

あす香先生:そうですね、その部分をコンセプトにしてるのでそういうお客様が多いです。

女性向けの風俗はまだ歴史の浅い業界で、男女の脳の構造の差を理解している経営者が少ないので、結構男のひとにやられちゃったとかあるんですよ。

男性が思うエロじゃなくて、もうちょっと女性が利用しやすい、女性目線の、女性が思うエロっていうのを女性発信で男性に教育して、いい空間にできたらなって思って始めたのがSPA Whiteです。

 

桃子:セラピストの男性にはあす香先生がご自分で、いろいろ手取り足取り指導しているんですか?

 

あす香先生:そうですね。

 

桃子&はるみ:えーーすごいーー!

 

はるみ:女性が本当に気持ちいい部分を教えてるってことですよね。

コイラボの読者の方も「こういう風に触ってほしいのに、なかなか彼に伝えられない」っていうのがあって、そういうのを教えてもらえるとうれしいですよね。

 

桃子:実際女性から「もっとこう触ってほしい」ってなかなか言えないですよね。

どうやってうまく伝えたらいいか難しいですし。

読者の方の質問でもそういうのがあったんですけど、たとえば「セックスが気持ちよくない場合どうやって気持ちよくさせればよいのでしょう」っていうお悩みです。

女性の場合、多分気持ちの問題とかもあると思うんですけど、気持ちよくするための心構えやアドバイスってありますか?

 

あす香先生:気持ちよくないならしなくていいんじゃないですか(笑)

 

桃子:しなくていい!確かにそうですね(笑)

読者の方のお悩みとしては、相手の男性とか彼氏に多分求められていると思うんですよ。

それを全部断ってるとだんだん悪い気がしてくるとか、彼の方から急かされるじゃないですけど「なんでしてくんないの?」みたいに思われたりとか。

「やりたくない」って多分、自分が気持ちよくないからだと思うんですよね。

 

はるみ:気持ちよくないから、あんまりメリットがないって思っちゃうんですよね。

でも求められてるから、嫌われたくないからやるしかない、みたいな。

 

あす香先生:自分の気持ちよいところを自分で知って(女性用風俗で教えてもらったり、自慰したり)「何が気持ちよいのか」彼に伝えましょう。
もしくは、睾丸マッサージをしましょう(笑)

受け身になることが少なく精神負担は減ります。

 

はるみ:すごいそれ気になります!(笑)

実際、性教育もそうですけど、セックスのテクニックって誰も教えてくれないから、みんなどこからか情報を手に入れたりとかして独自にがんばってますよね。

どこかで教えてもらう機会がないと、ずっと間違った方法でやってる可能性ありますよね。

 

桃子:男性の方も意外と、そのやり方気持ちよくないんだけど彼女に悪くて言えないとか、実際あると思うんですよね。

 

あす香先生:それはほんとコミュニケーションですよね。

やってる最中にお互いに今どう感じてるのかっていう意思疎通。

セックスってあくまで身体を使ってるだけで、コミュニケーションなので。

今こう感じてて、これがよくてこれがだめでっていう話し合いができるといいけど、男女の脳って差があるのでそのコミュニケーションは難しいですよね。

読者の方のお悩みリストを見ていて気になったお悩みが「風俗に行く男性の気持ちが知りたい」これは大得意です。

 

桃子&はるみ:えーー!!知りたいです!!(笑)

 

桃子:実際どうしてなんですか?

彼女がいても風俗行く男性っていると思うんですけど。

 

あす香先生:平均値なので個人差はもちろんありますが、精子って一日に何億も作られるじゃないですか。

卵子は28日に1回だけど。

つまり男性は生物学的に「出したい」んですよね。

まずはそこを女性の皆さんには理解してほしいです。

で、なぜ風俗なのかという話をしていきます。

男性って、かっこよくいたい生き物なんですよ、特に好きな人の前では。かっこつけてたい。

まさか彼女に「四つん這いになるから金玉蹴ってくれ」とかお願いできないですよね。

だから彼女にはかっこつけたいんだけども、潜在的にあるかっこ悪い部分を風俗に解放しに来てるんです。

 

はるみ:深い!

 

桃子:それは、彼女じゃない女性にだったらカッコ悪い部分も見せられるっていうことですか?

 

あす香先生:そこがミソなんです。

女性ってイケメンの友達に手マンされてもそんなにうれしくないですよね。

でも男性って、きれいな女の人に手コキされたらうれしいんですよ。

 

桃子&はるみ:えーーーー!(笑)

 

はるみ:違いがありますね。

 

桃子:それが男女の違いなんですね!

 

あす香先生:男女の違いですね。

触られるという感覚についても男女で違いがあります。

男性って女性から触られるとうれしいんですよ。

でも女性ってその感覚がない。

痴漢を例に出すのはあまりよくないかもしれないけど、男性は女性がうれしい、喜んでると思って触ってる。

 

はるみ:自分もそうだから相手もそうだろうっていう、勘違いしちゃってる部分があるのかな。

 

あす香先生:そうですね。

あと風俗の話だと性癖だけじゃなくて、たとえば「さみしい」「悔しかった」「なんだかむしゃくしゃしてる」とか、そういうカッコ悪い感情は大好きな人には隠したいんですよ。

だから、風俗を利用するんです。

 

桃子:なんか意外です。悔しかったとか、むしゃくしゃしてるときも風俗なんですか?

 

あす香先生:いろんな人がいると思います。

発散の仕方は人それぞれで、お酒飲む人もいるしキャバクラ行く人もいる、スポーツして発散する人もいるし。

風俗嬢に手コキしてもらうだけだったら別にオナニーでもいいじゃないですか。

なんで男の人がわざわざ風俗に行くのかっていうと、そのエロの先に本当の理由があるんです。

寂しいとか、母性を感じたいとか、癒されたいとか。

 

桃子:なるほど!

先程のお話だと、女性も結局エロっていうよりも癒されたいとかってう気持ちで性感マッサージに行くんですよね。

男女どちらも、その向こう側にある「癒し」を求めてるってことなんでしょうか?

 

あす香先生:本人が気づいているかどうかは別なのと、男性の方が精液の製造の関係で直接的に「発散したい!」というのがあるからなんとも言えないんですけど。

エロを発散させるだけの風俗嬢は売れないんですよね。

 

桃子はるみ:ええーーー!?

 

エロいだけの風俗嬢は売れない

 

あす香先生:売れるのは、エロの先を見てる風俗嬢。

エロの発生にも必ず理由があるはずなんですよ。

なんで今ムラムラしてるのか、必ず何か理由があるの。

 

桃子:単純な理由じゃなくて、何か意味があるってことですか?

 

あす香先生:そう。

どうですか?今日抱かれたいわーみたいな日、ないですか?(笑)

 

桃子はるみ:たまにある(笑)

 

あす香先生:たとえば生理前でホルモンバランスが崩れていたりとかメンタルが落ち着かなかったりだとか、最近友達と遊んでなくて寂しいとか。

女性の場合、そういう理由が多いですね。

絶対にエロの向こう側には何かがある。

 

はるみ:そういう風に、エロの発生理由を考えられる風俗嬢が売れるんですね。

 

あす香先生:そう。

だから、「彼が私以外でオナニーしてるんです、風俗行っててイヤなんです」っていう女の子は多いと思うんですけど、まぁ生物学的にしょうがないよって私は思うんですよね。

 

はるみ:風俗に行く男性に対して、「なんで私で満たしてくれないの」っていう意見もありますよね。

 

あす香先生:満たすっていう考えよりは、その彼女を守るというか、彼女が大切だからこそ見せたくない男のプライドがあるって考えた方がいいです。

 

桃子:じゃあ大事にされてるって思っていいんですね(笑)

 

あす香先生:うん、そうだと思う!

だってできます?

いきなり四つん這いになって金玉蹴ってくれって言われたら。

 

桃子はるみ:しない!!(笑)

 

桃子:普通に引いちゃいますよね。

 

あす香先生:でしょ?

 

はるみ:でもそういう風にしてもらいたいっていう男性がいるのも、隠れてるけど実はたくさんいて、女性は知らないだけかもしれないですよね。

 

あす香先生:想像以上に男の人ってかっこつけたいし、かっこよくいたいんですよ。

だからアダルトビデオもかっこいいいって思いこんでて、ガシガシ激しくやったりするんですよね。

 

はるみ:それをかっこいいと思ってるってことですよね。

 

あす香先生:そうそう!かっこいいと思ってるの。勘違いしてるけど。

だからアダルトビデオのマネをやめてほしいときは、痛いとか強いとかじゃなくて「それダサいよ」って教えてあげると結構効果あります。

 

桃子:「痛いよ」よりも「ださいよ」なんですね。すごい!

 

風俗嬢直伝のテクニックを公開!

 

あす香先生:その延長線で、「風俗嬢テクニックがあれば伝授してほしいです」この質問にもお答えしようと思います。

それは、「相手が今何を求めているのか察する」こと。

 

桃子:なるほど…。

風俗嬢のテクニックっていうと手コキとかフェラ、触り方についてをイメージされる方が多いと思うんですけど、

小手先のテクニックではなくて、もっと深いところを察してあげるのが風俗嬢の本当の「男性を気持ちよくするテクニック」ということですか?

 

あす香先生:そう。

相手が私に何かすることで悦びを得る人なのか、相手はされることで悦びを得る人なのかっていうタイプがあるんです。

それをまず見極めた上で自分がどうした方がいいかっていうのを考えた方がいい。

自分も知らないとしんどいと思うんですよ。

自分はどんなときに悦ぶのか、自分をまず知った上で相手も知ること。

 

桃子:相手の男性が、自分がするのが好きなのか、されるのが好きなのかを見極めるポイントはありますか?

 

あす香先生:これ個人的な持論なんですけど、フェラしてるときのちんこに注目してください。

こっちから責めてフェラしてるときに、ビンビンに硬くなるのかどうかが見極めるポイントです。

ちんこも硬い・萎えてるのどちらかじゃなくて、柔らかさ硬さの度合いがありますよね?

こちらから積極的にフェラしてるときにかっったくなってると、もしかしたらその人は受け身が好きな方なのかも。

 

桃子はるみ:ええーー!?

 

あす香先生:逆に、フェラ頑張ってるんだけど、ちょっと柔らかくなった?みたいな。あれ、さっきの方が硬かったのに…ていう人は、きっと責めたい人。

 

桃子はるみ:うちそれ!!!(笑)

 

桃子:ずっと思ってた!(笑)私が下手なのかなって思ってた!

 

はるみ:私も!

 

あす香先生:そういう彼の場合、彼が頑張ってクンニとかしてくれるのに対して女子は喜んでるだけで、彼は超満足。

 

桃子はるみ:ええーーー!!しなくちゃいけないと思ってやってたけど、別に必要なかったんですね(笑)

 

あす香先生:男の人って狩りしたい生き物じゃないですか。

男の人って女性に喜んでほしいんですよね。

そういう生き物なので、女子はあんまり男の人のこと考えずに、ただただ喜んどけばいいと思います。

 

桃子はるみ:ええーーー!!単純だけどすごく深い!(笑)

 

はるみ:私の彼は普段はすごい受け身なんですよね。

でもエッチ中は違くて、なんでだろう?みたいな、ちょっと違和感があったんですよ。

でも実は責めたいっていうのが根底にあるのかもしれないですね。

 

あす香先生:うん、責めたいというか、悦ばせたいんだと思う。

喜ばせたいからこそ、普段は受け身というかちゃんと話を聞いてくれて…めっちゃ最高のパートナーじゃないですか!(笑)

 

はるみ:そうなんですかねー!?(笑)

頼りないんですけどね…(笑)

 

桃子:そうなんだよね!

うちも一緒です。

彼はなんにも決められないし、どこ行く?とか何食べる?とかも「なんでもいい」みたいな。

でもエッチ中は…そういうのが出るってことですね。

 

あす香先生:でも「なんでもいい」ってあなたのこと優先するよってことじゃないですか?

 

桃子:考えようによっては(笑)

 

あす香先生:女はもっと自己中に、「これやりたい!あれやりたい!うん、ありがとー!♡」って言っとけばいいんです。

 

桃子:そうなんだ…

 

あす香先生:男性って脳のキャパが少ない話とかって知ってます?

 

桃子はるみ:知らないです!

 

あす香先生:ちょっと書いていいですか?

 

桃子&はるみ:お願いします!!

 

(あす香先生先生ホワイトボードに書き始める)

 

あす香先生:楽しくなっちゃってすみません(笑)

 

桃子:すごい即席授業♡

あす香先生:男性って脳のキャパが少なくて身体のキャパが多い。

女性は脳のキャパが多いけど身体のキャパが少ない。

だから、生理痛とかちょっとの自律神経の乱れで排卵が乱れたりするんですよね。

でも男性って女性に比べて、あんまり頭でいろいろ考えてないんですよ。

女性の「大丈夫問題」って私は呼んでるんですけど、男性が大丈夫っていうときは大丈夫なんですよね。

なぜかというと「大丈夫な分」しか考えられないから。

でも女性の大丈夫の裏には、大丈夫って一応言っとくけど嫌われないかなとか、負担かからないかなとか、もう夜遅いからほんとは送ってほしいけど大丈夫って言っちゃうとか。

 

桃子はるみ:分かる~!(笑)

 

あす香先生:男性はすごい単純です。

さっきデートの話出てましたけど、男性がどこでもいいっていうのは本当にどこでもよくて。

女性のどこでもいいだと、どこでもいいって言った中に、ほんとはイタリアン行きたくて、最近できたあのお店に行きたいんだけどな~とか(笑)

 

桃子はるみ:あるある!(笑)

 

あす香先生:そういうのないんで男性。

すごい単純なんです。

以上です(笑)

 

桃子はるみ:すごい!!拍手

 

彼が中折れしちゃうお悩みに答えます!

 

はるみ:睾丸マッサージについても教えてください。

 

桃子:睾丸って、触られるの嫌がる人とかいません?

怖くて触れないです、私(笑)

 

あす香先生:睾丸て生命の源なので、男性も、生命の超大事な部分だから、そこを触られることに対して恐怖感があったりしますね。

でもほんとは気持ちいいのにもったいないです。

睾丸の話の前に、読者の方のお悩み「中折れ」から先にお話ししましょうか。

「彼氏が途中で中折れします。私の身体に魅力がないのでしょうか?それとも彼の身体が変なのでしょうか」

これもよくありますね~。

中折れはいくつか原因があるんですけど、一番は緊張しすぎてしまうこと。

たとえば大事な大事な彼女に自分のモノを入れるなんて!っていう緊張、プレッシャー。

あとは、「中折れしてしまうんじゃないか」っていうプレッシャー。

「彼女の膣で射精できないんじゃないか」っていうプレッシャー。

 

桃子:そんなことにプレッシャーを感じてるんですね(笑)ナイーブ(笑)

 

あす香先生:ナイーブですよ~ちんこは。

だから魅力がないからっていうのは絶対ない。

もしかしたら彼が彼女のことを大切にし過ぎてるのかもしれないですね。もうご高齢とか血圧を下げる薬を飲んでるとかはまた別問題なんだけど。

 

桃子:体調的に問題がないのであれば、ほとんどの原因がそこに集約されるって感じなんですかね?

 

あす香先生:そう。心の部分が大きいです。

あと、ちんこが勃つ勃たないとか射精するしないっていうのは、自律神経に支配されているんですよ。

すごい簡単に説明すると、リラックスできない生活をしているパートナーはもしかしたら中折れがしやすいかもしれない。

 

桃子:えーーー絶対うちだそれ(笑)

 

はるみ:ずっと仕事のことばっかり考えてるからじゃない?(笑)

 

桃子:それもあるんですか?

仕事が忙しいとか睡眠時間が少ないとかそういう…

 

あす香先生:むしろそれめっちゃあります。

特に男性ってホルモンバランスの関係で、27~32歳くらいで一回、「最近勃起しなくなったな」っていうちょっと落ち度を感じるんですね。

ホルモンの関係で仕方のないことなんですけど。

特に20代中盤~40代手前くらいって仕事めっちゃ忙しいじゃない?

だから勃ちにくいっていうのはあります。

なのでそういうときは、リラックスして、セックスできる環境づくりをするといいと思います。

たとえば電気を間接照明にしてみたりだとか、あとは音楽ですよね。

自律神経と体性神経っていうのがあって、体性神経は自分が動け!って思うと動く部分。

自律神経は心臓とかと一緒で無意識の部分。

で、ちんこは自律神経。

体性神経1:自律神経9の割合で我々の身体ってできてるんですね。

それほど無意識の部分に支配されているの。てなると、日常生活ストレスたまってて、仕事忙しくて、夜も睡眠時間が短くて、そりゃ生理不順になるし、勃たなくなる。

 

桃子:そういうことだったんだぁ…なんか納得です。

そこで、「なんでイケないの?」とか「私のこと好きじゃないの?」って責めてしまうとさらに、もっとプレッシャーになっちゃうってことですよね。

 

あす香先生:そう。

だから「あれ、もしかして俺ってイケなくなってしまったんじゃないか」って不安になって風俗に行く。

俺は男として大丈夫なのか、みたいな。

専門家に聞きに行くっていう感じですかね。

 

はるみ:もしかしたら行ってるかも(笑)

 

桃子:忙しいとか勃たなくなったのを男性が心配して、さらにもっと勃たなくなる。

そういう負のスパイラルに入っちゃったとき、そこからリカバリーする方法ってあるんですか?

 

あす香先生:小手先のテクニック的には、まずはリラックスできる環境を作ること。

電気消したりとか、香りから入ったりとか、無意識の部分のアクセスなんで。

あとは音楽をリラクゼーション音楽に…528Hzって調べるとyoutubeで音楽出てくるんですけど、それが性感にすごい合ってる音楽なのでおすすめです。

 

桃子はるみ:今日かけよう(笑)

 

あす香先生:「リラクゼーション音楽」で調べてみてください。

あとはなるべくストレスかからない状態がいいので、ベッドが散らかってるとか細かいことで意識が飛ばないような環境づくりをしましょう。

 

はるみ:意外とやれてない部分かも。

 

あす香先生:まああんまりやらないですよ普通(笑)

 

桃子:特に自分の家とかだとやんないですね。

 

あす香先生:あとはそうですね、小手先の部分でなければ、セックスがちんことまんこのセッションっていう概念を外す。

手を繋いでるだけでもすごい幸せだし、ハグも幸せだし、なんならちゅーするだけで幸せっていうのを伝える。

意外とみんな伝えてないんですよ、言葉で。

好きも伝えてないし愛してるも伝えてないし今どう感じてるのかも伝えてないし、そういう言語がない状態って互いに不安だと思うんですよ。

彼が勃たなくなって、彼が不安なのかなっていうのもこっちの憶測でしかない。

どう思ってるかっていうのを、性について互いに話せる時間があるといいですよね。

 

桃子:たしかにそうですね…私のすごい個人的な話になっちゃうんですけど、そういう話自体をしたがらない男性もいるじゃないですか。

うちの彼とかもそうなんですけど。

そういうのを解決したくて「どうなの?」って優しく聞いても、「そういう話はしたくない」って言われちゃう。

 

あす香先生:多分「どうなの?」って話をすると男性は脳のキャパが小さいんで、いっぱいいっぱいになっちゃうんですよ。

 

桃子:なるほど~!そこに繋がるわけですね!

 

あす香先生:キャパがないから…。

「私のことどう思ってるの?」「セックスに対してどう思ってるの?」っていうベクトルよりも具体的な質問の仕方。

「ここは気持ちよい」→「YES NO」

「強く?弱く?」簡単に答えられる質問を。

されて嬉しいことがあれば「それ大好き♡気持ちよい♡」って。

「私は性欲を発散したいから、SEXをしたいんじゃなくて あなたに『愛してる』ってたくさん言われたいから抱いてほしいの」

って。

たとえば「今日乳首の舐め方コラムで見たんだけど、やってもいい?」って聞いてあげる。

 

はるみ:もう脳がキャパオーバーだったら考えさせなくていいってことですよね。

 

あす香先生:うん、あんまり男性に考えさせない方がいい。

「なんで子作りしたいのにセックスしてくれないの?」とか難しい課題を与えるとキャパオーバーして「もう知らん」ってなっちゃうの。

ちょっと答えになってるか分からないけど、読者さんからの質問「セックスアピールをいやらしくない方法でしたい場合どんな風にすればいいですか?」

これは私がこの業界にいるからだと思うんですけど「今日講習会で耳舐めの仕方を習ってきたんだよね。ちょっとやらせて♡はむっ」みたいな(笑)

 

桃子:あ~かわいい!(笑)

 

あす香先生:「なんかこういう記事見たんだけど、ちょっとやらせて♡」って。

で、これどう?って試していったときに会話が生まれますよね。

とにかく会話すること。

コミュニケーション作りが大事かなって思いますね。

 

桃子:女性はなんでも受け身がちになっちゃいますもんね。

 

フェラのテクニック、教えます!

 

あす香先生「フェラが大好きでもっとテクニックを磨きたいです」ていう質問だと、ちんこの構造の部分かなぁ。

 

桃子:「フェラの仕方教えてください」はすごく多いです。

 

あす香先生:小手先の部分だと…フェラの仕方っていうよりはちんこの構造を…

 

(ホワイトボードに書き始めるあす香先生先生)

 

あす香先生:ここが女性でいうクリトリス。

 

桃子:裏筋ってやつですね。

 

あす香先生:そうそう。ここがカリ。

カリは引っ掛けるようにすると気持ちいいです。

ここは亀頭。

亀頭はものすごく敏感な部分で、気持ちよすぎてしまうので取扱注意。

ちんこって海綿体が中に入ってて血液が集中すると勃起するんですね。

海綿体は3本入ってて、ここの2本が性に関する海綿体。

ここの横を刺激するように触ってあげると気持ちいいんです。

ちんこに血液が集まって充血すると勃つので、根元を握って圧迫した状態でフェラしても気持ちいいです。

で、睾丸は痛いんですよ。

ゆるいゆで卵を触るより強い力を加えると痛いかも。

ただ、こっち。袋は肘の皮と一緒なんですよね。

 

桃子:何も感じないってことですか?

 

あす香先生:女性のビラビラと同じ。

ほとんど感じない。

肘の皮、つねっても痛くないでしょ?

 

桃子はるみ:不思議~!

 

あす香先生:睾丸の中身をぎゅってしなければ意外と気持ちいいって思ってもらえますよ。

おうちでぜひやっていただきたいのがこのちんこの根元にあるツボを押してもらうこと。

恥骨の頭側にちょっと凹む部分あるの分かります?

まず自分の探してみて。あった?

それが男性にもあります。

そのツボをお腹に押し込むように押してあげると、ここに太い血管通ってるので血止めになって物理的に勃ちます。

 

はるみ:どこだろ?

 

桃子:ちょっと膀胱押される感じに近いですよね。

 

あす香先生:この構造をある程度理解しておくといいかもしれない。

ちんこは360度他方面から考えて、この人どこが感じるのかなっていろいろ試してみる。

マッサージでもなんでもそうなんですけど、接地面が多いと気持ちがいいんですよね。

ちんこを触る時もなるべく全部の指で。

 

桃子:手全体でって感じですね。

 

あす香先生:体全体でもどこが気持ちいいかって決まってて、身体の真ん中の部分っていうのは感じやすいんです。

そこを意識して、パートナーの身体をいろいろ触ってあげてみてくださいね。

 

桃子:なるほど~!ありがとうございます!

 

あす香先生の今後

 

桃子:今後あす香先生先生がどういう風に活動していきたいか、もっとこういうことがやりたいってうのがあれば教えてください。

 

あす香先生:私の人生の課題が「女性の性の悩みを聞きたい」なんです。

そこがぶれてなくて、それがあるから風俗に関わる女の子も指導するし、それがあるからSPA Whiteがあって。

でもこれからは風俗の女の子だけでなく、一般の女性向けにSPA Whiteををはじめ、性体験の豊かさを伝えていきたいと思います。

SPA Whiteは今関東と関西でやっているんですけど、プラス北海道、名古屋、福岡5箇所で展開したくて。

日本全国的に女性がもっと楽しく楽に、満たされて生きられる性についての何かを発信できればいいなーって常々思ってます。

 

桃子:実際私、この性感マッサージ受けてみたいです!

緊張しそうだけど(笑)

 

あす香先生:皆さん緊張されてます。

うち業界初のIラインタッチしない女性向け風俗なので、ややハードルは下がるかも???

性器で感じるのでなく 心と身体の感覚で気持ちよくなってもらうっていうマッサージなんです。

どんな時間が過ごしたいのか、どんな男性と、今の自分は何を求めているのかっていうのをヒアリングして、それだったらこういうセラピストがいるよー!みたいな感じで紹介します。

 

桃子はるみ:へぇー!!そこからやってくれるんですね!

 

あす香先生:そうです、うちマッサージ屋さんなんですけど、120分マッサージを受けなければいけないっていうわけではないんです。

たとえばマッサージ受けててなんかちょっと違うな、お話に変えたいかもなって思ったらお話していただいて。

ハグがよかったらハグに。

添い寝したかったら添い寝して。

ゲームしたかったらゲームして。

 

桃子:なんでもありなんですね!

 

あす香先生:何もしたくなかったら何もしないでいいし。

女性のための時間にしてほしいんです。

女性は気持ちが変わりやすいから、逆にもっと責めてくれとかあったら言ってもらっていいし。

そういう教育をうちのスタッフには徹底しています。

 

桃子:それすごいうれしいですよね、女性も絶対パートナーには言えない悩みとか絶対あるはずだから、そういうのを話せる相手がいたらいいですよね。

 

あす香先生:それこそ奥のニーズですよね。

風俗って結局そういう現場なんですよね、男性向けでも女性向けでも。

精神科に近いかなって思ってます。

 

はるみ:そうなんだ…。

たしかに電マの歴史をたどると…

 

あす香先生:え?電マの歴史?(笑)

 

桃子:電マってあるじゃないですか、あれって元々ドイツで開発されたものらしいんですけど、そもそもの始まりは女性のヒステリーの解消のために開発された道具だったそうなんです。

女性のヒステリーの原因が抑圧された性だったんですけど、まだその時代にはそれが解明されてなくて。

でもどうやらアソコを刺激すると治るらしいみたいな(笑)ていうとこから始まって、最初はお医者さんが手でやってたらしんですよ。

手マンとかね、多分やってて、でも疲れるし人手が足りないってなって機械が発明されたっていう(笑)

 

あす香先生:(笑)おもしろいですね!それ何年くらいなんですか?

 

桃子:17世紀とか18世紀とかですね。

そのときはゼンマイ仕掛けだったらしいですよ(笑)

女性は抑圧されたらそうやって「わーっ」てなっちゃうんですね。

 

はるみ:でも心理学も性と密接に関わってるから、要はそういうところなのかもしれない。

心のケア=セックス。

セックスっていうのをもうちょっと広くとらえないといけないですけど、ただのちんことまんこのセッション(笑)っていう概念だけじゃなく、キスとかハグも含めて、男女のそういう関りが心のケアに繋がるっていうことですよね。

 

桃子:性と心っていうのはすごい密接な関係ってことなんですね。

なんかすごいいい時間になりました。

では最後になってしまうんですが、コイラボの読者をはじめ性のお悩みを持ってる女性に対して何か言ってあげたいことがあればお願いします。

 

あす香先生女性はもっと自由でいい。

自由でワガママで好きなことやりましょう。

それが、男性はうれしいから。

 

桃子:ワガママでいてくれる方が男性はうれしいってことですか?

 

あす香先生:ええ。

 

桃子:えーそうなんだ!

絶対ワガママになっちゃだめだって教えられてるし、我慢してるんですよね、きっと。

 

はるみ:うん、我慢しちゃう。本心言えないことも多いかも。

 

あす香先生:男性は尽くしたいんでね、女性の喜ぶ顔が見たいんです。

 

桃子:ちょっと自信つきましたね!今日からワガママになろう!(笑)

 

はるみ:かっこよくいさせてあげるってことですよね。

 

あす香先生:あーそうそうそう!

それも大事。

相手に感謝と愛を伝えつつ、女性はとにかく自由にいきましょう!

 

桃子はるみ:本日はありがとうございました!

 

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