こんにちは。白玉あずきです。結婚を視野に入れた人生を考えているけれど、さて、どうしたものだかと、もやもやしている働くアラサーのみなさん。そんな方々に「本当にこの人と結婚していいのか」をジャッジするヒントにしてほしい「その男と結婚しちゃダメ!」図鑑。第27回は「『俺通信』男」です。
おはようからおやすみまで。暮らしを報告する「俺通信」男
「俺通信」男は、マメにLINEを送ってきます。マメすぎてうざいくらいです。
朝は「おはよう。これから出勤」。お昼になれば「やっと一息ついた。夜は会食」。夕方になれば「今日の会食、〇〇っていうレストランだって」などなど。
受け取った方は、いちいち、「いってらっしゃい」「お疲れ様」「そのレストラン、私行きたかったところ!」と返事をしなければいけなくて面倒なのですが(まぁ、既読スルーでもよいのですけど)、そんなことはおかまいないし。
俺通信男の「俺通信」には、相互コミュニケーションを取るというスタンスは存在しません。一方的な報告、連絡です。自分が送る→返事が届く→満足。ザッツオール。
俺通信男の何がダメかというと、「俺通信」を送ることで、相手と「きちんとしたコミュニケーションをとっている」つもりでいることです。
俺通信男は、余計な詮索をされたくないのです。女性から「なんで連絡してくれないの?」「どこにいるの?」「何していたの?」と聞かれるのが大嫌い。だから、先手を打って「俺通信」を送ってくるのです。つまりは「黙っとけ」という意味です。ムカつきませんか?
俺通信LINEは「受け手が一人のSNS」
twitterやインスタグラムなど、個人がインターネット上に複数の人にあてて情報を発信するSNSが一般化しています。俺通信男のLINEはそれ。受け手がひとりのSNSです。つまり、あなたの存在は「不特定多数の中のひとり」。特別ではないのです。ただ、発信先が自分なだけで、彼にとっては「透明な存在」です。
SNSでさえ(主に広告ですが)インタラクティブな環境が推奨されているデジタル社会で、一方通行のコミュニケーションをとり続ける男。それが俺通信男であり、時代遅れです。まぁ、基本的に「女は黙っておけ」の昭和男ですから、時代遅れに決まっています。
そして、俺通信男は、複数の女性と同時進行でつきあっていたりもします。
『俺通信』男から届く日報を、「マメに状況を教えてくれるから、安心」「信頼できる」と言う人もいます。ところがどっこい。自分だけに届いていると思ったら、同じ文面をコピペして、方々に撒いていたりする『俺通信』男も実在するのです。
あなたと同じように、日本のどこかに、彼の俺通信に「いってらっしゃい」「お疲れ様」「そのレストラン、私行きたかったところ!」と返事をしている女性がいるかもしれません。
彼から届く俺通信を刮目してみてください。そこに、あなたの存在はあるでしょうか。誰が読んでも同じじゃないですか?
『俺通信』男の一行日記に付き合っている場合ではありません。
『俺通信』男は、聞きもしないことをペラペラと話すので、うっかり、「私に心を開いてくれている」と勘違いしてしまいますが、さにあらず。自分が言いたくないことは絶対に言いません。
一方的な発信を続ける『俺通信』男は、ただの身勝手なろくでなしです。ご注意あれ。