満を持して結婚をしたものの、実際夫婦生活を営んでみると思っていたのと違うと離婚をするという話はもはや珍しい話ではありません。珍しくはないといえど、なるべくなら最初に結婚した相手と添い遂げたいもの。彼女たちはどうして元旦那と結婚をし、そしてなぜ離婚をしたのでしょうか。そして離婚後はどういう生活を送っているのでしょうか。先人たち(大げさ)の経験をもとに今の彼と結婚すべきかどうか考えてみるのも意味があるでしょう。バツイチの男というテーマで記事はいくつか書いてきましたが、今回はバツイチの女性に焦点を当てて取材をしていきたいと思います。
男らしいと思っていたらただのモラハラ・・・・?
- Lips Lady ステータス
- 名前 :マサミさん
- 職業 :事務職
- 年齢 :36
- 学歴 :大妻女子大学
- 年収 :300万円
- 住んでいる所 :茅ヶ崎
- 好きなブランド:Deuxieme Classe
- 似ている芸能人:辺見えみり
マサミさんは、10年結婚生活を共にしていた男性と1年ほど前に離婚。小学5年生の息子を女手一つで育てているシングルマザー。だけどそんな風に全く見えないほど健康的でおしゃれできれい!全然苦労しているようには見えません。「おしゃれは小さい頃から好きです。親とかお姉ちゃんがおしゃれとか好きだから、それに影響されたのもあるんですかね。好きだけどそんなにおしゃれがっつり頑張るぞ!っていう感じではないですかね」。確かにあまり“おしゃれ頑張ってます!”感はありません。またお話を聞いていると、かなり賢く色んなものを買い物しているようです。さすがは主婦。さてマサミさんはどんな夫婦生活を送っていたのでしょうか。
「元旦那は、もともとモラハラの気がある人でした。というか超亭主関白?笑。基本は家のことはなーんにもやらない。家事は私がするのが当たり前。旅行に行っても遊ぶよりも自分が荷ほどきとか全部私」。
亭主関白な人も、それが当たり前になってしまえば、気にならないもの。マサミさんも最初のうちは特に不満も疑問もなかったと言います。
「専業主婦だったので、まあそういうことが当たり前かなあ、と思っていました。稼ぎも結構ある人だったので・・・」。二人はなぜ結婚することになったのでしょうか。
「かなり年上な人だったんですね。さっきも言ったように、モラハラっぽい人で付き合ってる時もかなりオラオラ系だったんです。そういう引っ張っていってくれる人がその時はカッコよく感じたんですよね笑。あとは羽振りもよくてプレゼントとかも結構買ってくれたりとかして。そういうところ当時は好きでした。でも決定打は子供ができたことですね。親には相当怒られましたね」。
毎日血を見るような喧嘩からの離婚
子供ができた、というのが決定打だったというマサミさん。亭主関白な旦那さんでしたが、子供には違った一面を見せていたそう。「彼は子供の面倒はすごくよく見てました。よく遊んでくれて、子供も彼のことは大好き。子供にとってはいいお父さんだったと思います」。
自分にとってはいい旦那さんじゃなくても、子供にとってはいいお父さんだったというそう。そんな二人はなぜ離婚することになったのでしょうか。
「まあ旦那の不倫がわかったり、自分もだんだん旦那といるのが嫌になってきてしまって。最後の方は本当に喧嘩がひどくて。血を見るような喧嘩をしていました笑。髪の毛を掴まれてごっそり髪が抜けてしまったりとか笑」。
壮絶な家庭模様だったよう。ここまでの喧嘩をしてしまうのは、お互いにとって辛いもの。ただ、最後に決定打があったと言います。
「詳しくは言えないのですが、彼の会社の事業が立ちいかなくなって金銭的なトラブルがあって・・・。私にも影響するような内容で、離婚をすることになりました」。
金銭的な問題で自分にも火の粉が降りかかってくるとなると、どうしても一緒にいるというのは難しくなってしまうんだなあ、と思います。そこから離婚が成立してからも大変だったそう。
離婚後も母は強し。独身女性へのアドバイス
「今まで、専業主婦しかやったことがなく、そうした事情だったので、私が働かければならなくなりました。幸い、知り合いづてで、働く場所は確保できました。家は自分の実家に戻っています。事情も事情だったので、正直実家にも居場所がなくて、今は結構辛いです笑」。
離婚後も子供と二人で生活をしていくというのは相当大変な模様。ただ、彼女の持ち前の明るさで仕事も頑張っているみたい。
「離婚自体はしてよかったと思っています。後悔してないです。でもやっぱり一人で生きていくのって大変だなあとすごく実感した1年でしたね笑。最初の方は台所に立ちながら毎日泣いてました。あまりに精神が不安定すぎて、何もないところでこけたりとか。今考えるとあの時辛かったんだな〜って感じ笑。今は再婚したいと思って出会いを求めています笑」。
シングルマザーをやりながら、セカンドシングルとしての活動も欠かさないマサミさん。最後に現在結婚を迷っている女性に一言もらいました。
「やっぱり人って変わらないから、優しい人や価値観の合う人と結婚した方がいい。“この人のここが嫌だな〜”とか思っても治るものでもないから。あとは絶対に“ここぞという時も自分を優先してくれる人”と結婚するべき。自分のことしか考えてない人って一緒にいて辛いから。とにかく素敵な人と一緒になれれば絶対幸せだから頑張れ!」。
バツイチ女性にお話を伺いました。なるべくなら失敗したくない結婚。“とにかく結婚したい!”や“プロポーズされたからとりあえず結婚しよう”というのは改めて失敗の元だな、と思わされた今回の取材。
最後に独身女性へのアドバイスが胸に響きました。慎重になりすぎるのも問題ですが、やはりしっかり見極める目をつけたほうがよさそう。結婚してみたら息がつまるような生活が待っている、なんて思いたくないですからね。今付き合ってる彼はちゃんとあなたを優先してくれますか?
男らしさとわがままを勘違いしてませんか?そんな彼は結局結婚向きじゃないかも。逆に今の彼は優しすぎてドキドキしない、とか文句言ってたりしませんか?実は彼が運命の相手かも?