Lipsで様々な女性の話を聞いていると、妙齢女性とおつきあいしているにもかかわらず、結婚願望のない彼というのは意外にいるもの。
自分の彼氏がまさにそうなんです!という女性たちにとってはまさに悲劇そのもの。
今の彼氏のことが好きで、結婚したいから雨ニモマケズ風ニモマケズ雪にも夏の暑さにも負けず頑張って同棲や交際を続けているわけで。
そんな彼からの結婚願望なし宣言は、あなたの目の前を暗くします。
しかしそんな状態から挽回する方法があるのでしょうか?あるとしたらどんなものなのでしょうか?今回はそんな疑問を解決すべく結婚願望のない彼から結婚を勝ち取った猛者にお話を伺いました。さあ心してご覧あれ!
合コンで知り会った男性とお付き合い。でも意外な落とし穴が・・・
- Lips Lady ステータス
- 名前 :マキコ
- 職業 :キャビンアテンダント
- 年齢 :28歳
- 学歴 :慶応大学
- 年収 :380万円
- 交際期間:3年
- 好きなブランド:AQUA GIRL
- 似ている芸能人:矢田亜希子
見た目はいわゆる女性的な雰囲気ではありますが、でも話し始めるとどこかしっかりしている感じが漂うマキコさん。
「あーちゃっかりしてるねってよく言われます笑。そんなつもりはないんですけどね」。
そんなマキコさんは日系の航空会社でキャビンアテンダントをする28歳。キャビンアテンダントというと男性から人気な職業のイメージですが、実際モテるのでしょうか?
「モテるというか、肩書きにつられて人がよってきますけど、結局肩書きがすきなだけなんであんまり続かなかったりしますね、無駄モテというか」。
確かに医者の人も同じこと言います。無駄モテって羨ましくもありますが、モテる職業はモテる職業なりに大変なこともあるのでしょうね。女性ばかりの職場のため出会いを求めて、合コン三昧な日々を過ごして気づいた事があったと言います。
「楽しいし基本ご飯はタダだけど、遊びの恋しか無かったんですよね。そろそろ年だし結婚するかーと思って、本腰いれて婚活を始めました。と言っても基本は人からの紹介とか合コンだったけど。本気で付き合える人を結構ガチで探しました笑。今までとアプローチの仕方とかも変えたりとかして」。そこで知り合ったのが現在の旦那さん。都内に数校あるテニススクールを営むマサヤさん。
「落ち着いていて素敵な人だなあ、というのが第一印象でした。私テニスが趣味なんですけど、そんな趣味もあって、デートも盛り上がりトントン拍子で交際まで発展しました」。
お話だけ聞くと順風満帆そのもの。しかし、大きな誤算があったといいます。
「彼の家が割と職場からの便が良くて、転がり込む形で同棲を始めました。半年ほど彼の家に住み込んでいて、何度も結婚について話してものらりくらり。あれ?おかしいぞ?って思ったんですね」。
なんと!結婚しようと思って付き合った彼には全く結婚願望が無かったと言います。勝手に期待する方が悪いのかもしれませんが、やはりひどいなあ、と思ってしまいます。
「まあ私も迂闊でしたね。ちゃんと結婚願望の有無を確認しなかったの。でもアラサーと付き合うってそういう事じゃないですか?あんまりだなと思って」。
結婚願望がないということが発覚。そこからの快進撃
静かに怒りを感じていたというのがよく分かり取材をしているだけでも怖いです。さてそんなワナワナと怒りに震えるマキコさんが取った行動とはどのようなものなのでしょうか?
「彼が私がいないと困るようにしようと思って家事を徹底的にやりました笑。彼の家の配置とかも勝手に変えて自分がいないと困るくらいに笑。ご飯も毎日作って。そんな事を半年くらい続けました」
ライフラインを押さえるというのは、やはり効果的なのでしょうか。
「あとは家事だけじゃなくて、いろんなサービスも必要以上に。マッサージしてあげたり大げさに愛情表現をしたり、かれの仕事が捗るような差し入れをしたり、彼が喜びそうなことを先回りして全てやりました。仕事とかも無駄に応援したりとか、愚痴を一生懸命聞いてあげたりとか。私と一緒にいると気持ち良いでしょ?って感じで」。
先回りして要望を叶える、さすがキャビンアテンダント。ていうかキャビンアテンダントだからこそここまで出来るんでしょう。ライフラインだけでなく、精神的にも完全に掌握するという素晴らしい策略。
ライフラインを完璧に抑えた後にすることとは?
「それで、彼がだいぶ何もしなくなってきて、私がいないと困る状況になった時に、私やっぱり結婚したいんだよねとコンコンと詰めていきました。結婚する気がないならもう会えないし一緒にいられないよって」。
一か八かの勝負に出たわけですね。ここら辺すごく策士ですね。
「まあそれでも変わらないんだったらもう諦めもつくしいいかなって思って。でも彼はわかったって言ってくれました笑。作戦通りでしたね」。
さすがとしか言いようがありません。完全に自分がいないと困るところまで持っていけたことにアッパレとしか言いようがありません。
「一番手っ取り早いのが自分がいないと困る状況に持っていくことなんじゃないですかね。生活面でも精神面でも。これどっちもないと意味が無いです。ビックなお客様が乗ってきた時以上に丁重に扱うんです。あとは綺麗でいること。男は自分にメリットがある女のことは離しませんから笑。だから、結婚してもらえなくて悩んでる人は、彼に自分がどんなメリットが与えられるか考えたらいいんじゃないですか?」
なんだかもうこっちが詰められてる気すらしてきました。ただここまで徹底してやれば、結婚出来なかったとしても後悔もなくなりそうで潔いのかもしれませんね。
”THE 女”という感じのマキコさん。結婚したいのならば、徹底的に彼の心と生活を掌握しなければならない、ということがわかりました。また最後にマキコさんが言っていた「男は自分にメリットのある女は手放さない」という言葉も深く心に突き刺さりました・・・。結婚してくれないなーとのほほんと過ごしている場合じゃありません。結婚というゴールに向け、どうしたらたどり着けるのかしっかり考えて行動していきましょう。マキコ先生のようにストイックに追求した先に結婚があるのかもしれません・・・。