バツイチという響き自体がなんだか残念な印象をもたせます。友達に「私の彼ってバツイチで、結婚しようと思ってるんだよね」と告白されたらどう反応したらいいのかわからない空気になります。でも現在3組に1組のカップルが離婚するという日本。周りにもバツイチフリーの男って結構いますよね。そうなってくると、自分がバツイチの人とお付き合いをして結婚するということも、あながちない話じゃないし・・・。ていうかこの記事を読んでいるっていうことはバツイチの彼と結婚することについて迷っている人ですよね?笑。実際「ずっと独身のアラフォーよりも一度は結婚したことがある男の方が、結婚するにはいい」なんて話があったり、結婚に対して余計な先入観がない分結婚相手には案外向いている物件、なんて話があったり・・・。実際のところどうなんでしょうか?今回はバツイチの男の人と結婚した人にアンケートを取ってみました。現実を見て見ましょう笑。
バツイチと結婚してもハッピーな人にはある条件が
Yes・・・48%
No・・・52%
やや、Noの方が多い結果となりましたが、ほぼ拮抗状態です。やっぱりバツイチ彼氏ってやめたほうがいいのかな〜と思われますが、Noを解答した大半の人にはある共通した理由があるのです。それはバツイチ彼が「子持ち」であるということ。これは彼側が育てているにしろいないにしろやはり共通する部分でした。そんなNoの人の意見をまずは見て行きたいと思います。
Noの意見
- 「正直それなりの覚悟を持って結婚を決めたつもりだったけど、実際結婚してみたらそんな覚悟あまり意味がなかった。例えば前妻との間の子との面会とかがあると、やっぱり辛いし嫉妬してしまう。そういうこと全部わかってたつもりなんですけどね・・・。結婚前に同棲とかをしていたらこういう辛さについて理解できたかもしれないけど、私の場合はそうじゃなかったから。一緒に暮らしているとどこに行くとか、しれるけど、一緒に暮らしていないとそういうことわざわざ聞かないですからね」(30歳 旅行代理店 豊洲在住)
- 「養育費の問題がやっぱりね。年収が普通レベルでも、前妻との子へのお金の支払い額を考えると普通以下になってるかも。それに私が使っているわけでもないのに消えていくお金だし。付き合ってる時は財布とか一緒じゃないから意識しなかったけど、家計の管理を今は私がしているから嫌でも意識しちゃいます。幸せな時ももちろんあるけど、辛いな〜って思うことも多い。彼の年収がこれからどれくらい上がるのかわからないけど、養育費はどんどん上がっていくわけじゃないですか。なんかこういうこととか考えると萎えますよね。一緒にいる分には幸せなんですけどね」(35歳 ネイリスト 草加市在住)
- 「養育費ももちろんだけど、やっぱり子供の存在が辛さを感じさせます。子供に罪はないし、恨む気持ちもない、だけどやっぱり彼が前の奥さんとの子供に会いに行ったり、前の奥さんと連絡を取り合っていたりするシーンを見てしまうとどうしても嫌な気持ちになります。それに何が嫌って、罪のない子供に対してこんな負の感情を持ってしまう自分が嫌になります。いつかは乗り越えられるのかなって不安ですね」(32歳 飲食業 松戸在住)
養育費などの現実的な問題から、彼と前の奥さんとの子供に対する嫉妬心など感情的な問題など。「結婚しても辛い」という気持ちになってしまうようです。バツイチ子有りの人と結婚するのって結婚前はやっぱりすごく悩むし、決める時はそれなりの覚悟をすると思います。しかし今回の調査で分かったのは。それなりに自分が覚悟をして結婚をしても、結婚生活の中でこんなに悩んでしまっている人も多くいるということ。もちろん、「こんな結果なんだからバツイチ子有りの人との結婚はやめた方がいい!」というのは簡単ですが、頭で分かっていても「好き」という感情を諦めることは難しいことだと思います。彼と一緒に生活をしてみるといいかもしれません。一緒に生活する中で前の家族の姿が見て取れてつらい、などのことがないかを確認してみましょう。また、そうした心情的な面だけでなく、養育費をいくら払っているのか、どういった条件で離婚が成立しているのか、聞きにくいことだとは思いますが、絶対に確認しておくべき内容。結婚してみてから、聞いてなかった・・・となっても遅いですから。
YESの人の意見
次に、バツイチ彼と結婚してよかったという人の意見を聞いていきたいと思います。
- 「前の奥さんとは性格の不一致で離婚したって言ってました。彼自身も思うところがたくさんあったみたいで、すごく離婚については反省してました。今一緒に暮らしていて、私は普通に幸せです。今までの彼だったら怒られていた私の適当な部分も彼は見逃してくれます笑。ん〜離婚がきっかけでそうなったのかはわからないけどね笑。特に今のところ幸せです。子供も彼と前妻の間にいなかったので、そんなに複雑ではないですね」(32歳 銀行員 日野市在住)
- 「普通に幸せ笑。もちろん私が結婚式とかそういうことが初めてなのに、もう既に彼は誰かと同じことを経験しているんだと思うとすごく複雑な気持ちになります。でもそれくらいですかね。あとは向こうの両親がすごく歓迎してくれて、至れり尽くせりで・・・。やっぱりバツイチってなると再婚できるのか、とか孫の顔が見れるのか、とか両親的には気を揉むんでしょうね。だから本当に優しくしてくれます。それもすごく幸せだなって思える一因なのかも」(34歳 秘書 勝どき在住)
やはり前妻との間に子供がいるか否かが、手放しで結婚してよかったと思えるかどうかの境目なのかも。1度離婚をしていると、やはり反省も生かし細かいことをガミガミ言ったりすることはなくなる、という意見は非常に多かったです。細かい事一緒に生活をしていて言われるのって結構ストレスですもんね。また嫁姑問題に発展しにくいというのも意外にいいところ。もちろんどんなお姑さんかにもよるとは思いますが、彼だけでなく彼の両親も嫁いでくる人に対して幻想がないので、その分楽です。
前妻との間に子供がいるか否かで綺麗に意見が割れたこのアンケート。前妻との間に子供がいるから絶対に結婚してはダメ!というわけではもちろんありませんが、想像以上に大変なことなのだなあと改めて思わされたアンケートでした。もちろん、子供がいない場合でも、前妻との関係性やどのような条件で離婚しているかによって同じように辛い気持ちになることの多い結婚生活を送る可能性もあります。バツイチ彼と結婚することのメリットもあるかもしれませんが、それなりの覚悟を持って結婚を決める必要があるようです。いずれにしろ、いつ、なぜ彼が離婚したのか、どんな条件で離婚をしているのかなどの調査は念入りにしておくことをお勧めいたします。