結婚は相手がいてこそ始めてできるもの。つまり、結婚をしようと考えれば誰でも、選ばれる立場でもあり、逆に選ぶ立場でもあります。離婚する人が増えているとは言っても、離婚前提で結婚するなんて人はいないでしょう。「今はひとまず彼氏と付き合っているけど、仕事も忙しいし、結婚については真剣に考えたくな〜い」とちょっと仕事に逃げていたりしないですか?だけど、逃げていても結婚したいという気持ちがあるのであれば、いつかは真剣に考えなきゃいけないという時期も訪れます。(まさに今がその時、なんて人もいるでしょう)
では、実際結婚をする際にどんな人を選ぶべきで、どんな人が選ばれるんでしょうか?仕事をバリバリ頑張っているからこそ、発生する恋愛の悩みというのもあります。そんなみなさんのお悩みにお応えするべく、今回はバリキャリ・ハイスペな男女に焦点を当て、みんなどんな基準でどんな人を結婚相手に選んでいるのかを調査してきました!
働く女性が最後に選ぶのは結局〇〇!?
- 「私の仕事についてただ“理解をしている”男はたくさんいます。そういう男の常套句って“仕事が大変なのはわかるけど・・・”なんだよね。わかってるなら、協力してー!っていろんな人とお付き合いする中ですごく思った笑。理解した上で、支えようと思う男って本当に一握り。今の旦那はちゃんと理解して支えてくれるから、いいなと思った。そういう姿勢に尊敬すら覚える。今は普通に仕事もプライベートも幸せ」(32歳 人材派遣 荒川区在住)
- 「私は自分で会社を経営しるんだけど、対等な立場で話ができる男の人っていうのがあまりいない。だけど彼は自分でビジネスをしていて、対等に話ができるなと思った。全く違う領域だから、変に意識せずに済むし。彼のビジネスに対する姿勢を私は尊敬もしているし、とってもいい旦那さん」(35歳 自営業 恵比寿在住)
尊敬と一言で言っても、いろんな尊敬の種類がありますよね。仕事に対する姿勢へのリスペクトが恋心に変わることもあるでしょうし、どんなあなたも広い心で受け止めてくれるその心の広さにありがたいと思う中で尊敬の念が生まれることもあるでしょう。逆にどれだけハイスペックな男の人でも、人として尊敬できないと思ってしまうと100年の恋も冷めてしまったりします。バリキャリな女性の大半は一人で生きていくのに十分なくらいのお金を稼ぎ出していると思います。だから逆に言えば男性に圧倒的なハイスペックさを求める必要も無くなります。そうなった時にみんなが一番最後に選ぶ基準は「相手を尊敬できるかどうか」という意見が多かったです。結婚をするということは「この人と一生一緒にいたい」と思えて始めて決意できること。そうした意味でいうと
はたまたこんな現実的な意見も。
- 「今の旦那は仕事を理解してくれる人だったから。それに転勤もない人だったというのもいいところでした笑。これ、結構大事。旦那について行くって言っても自分の仕事は諦めないといけないし、単身赴任という手段もあるけど、正直働きながら自分一人で子育てって大変でしょう。現実的に考えると転勤がないって本当に大事ですよ」(29歳 アパレル 世田谷区在住)
「必ず最後に愛は勝つ」とKANが歌っていますが、好きだとしてもどうしようもない事情というのもあります。彼のことも好きだけど、仕事も好きというあなた。転勤族な彼だったりするとそもそも仕事が続けられなくなってしまう可能性も。こうした自分の仕事にとってリスクになりそうな彼側の条件は把握しておくことはマスト。
ハイスペ男性は働き方によって結婚相手に求めるものが違う!?
今回取材している中で、面白かったのが男性の結婚相手として選んだ人たち。働き方が変わると大きな差がありました。
- 「無理しなくてもいいという関係はもちろんなんだけど、ちゃんと全部の家事がしっかりこなせていたこと。早く帰ってきてくれてホカホカのご飯が待っているというのは、うれしいもの。そういうことをきちんとしてくれるところが結局よかったのかも」(36歳 パイロット 吉祥寺在住)
- 「一人で暮らしていた時は忙しくて、部屋も荒れ放題、食事もコンビニばっかり。本当に自分の気なんて使っている暇は1ミリたりともなかった笑。だけど、今の嫁と暮らすようになって自分が頑張らなくても、部屋は片付くし、ご飯は出てくるし、嫁がいないと生活ができなくなって、必然的に」(32歳 総合商社 勝どき在住)
- 「同じくらいの熱量で、というか僕以上に仕事を頑張っている子と結婚したいと思いました。彼女は僕以上に仕事を真剣に頑張る人でした。そんな姿勢に共感して結婚をしたいと思いました。あとは、バカじゃなかったから笑。話の通じる子って今まであまり出会ったことがなかった。彼女の存在は希少です。」(38歳 経営者 自由が丘在住)
- 「彼女が仕事を頑張る姿を見ると“俺も頑張らなきゃ!”と前向きな気持ちになります。もちろんプライベートもすごくキラキラさせようと全部に全力投球なところも好きでした。お互いとっても忙しいけど、協力しあって家庭は築きたいし、築くべきだと思ってますので、お互い支え合って頑張ろうと思います」(34歳 テレビプロデューサー 豊洲在住)
いわゆる一流企業に勤めるエリートサラリーマンは、とにかく家事全般が完璧にこなせ、自分の生活を支えてくれる人を結局最後には選ぶ、という傾向が。逆に経営者など、会社に勤めていない人や自分の名前で仕事ができてしまうような人は自分と同じように、自由に自分の人生を生きている人を求める傾向に。エリートサラリーマンは、大企業に入り安定して仕事ができる環境を望むのと同じように、女性にも“とにかく安定”を求めるようです。起業家やある種の有名人的な人(フリーランスでも生きていけるような人)は、人生全般に刺激を求め、その刺激を女性にも求めるようです。だから仕事を頑張っているような女性の方が、自分の生き方に刺激を与えてくれるということでそうした女性を選ぶということでしょう。同じ男性でいわゆるハイスペックと言われる人たちでもこれだけ結婚相手の考え方への差があるというのは非常に面白いですね。キャリア系の女性は、後者のような考え方をする男性と一緒になる方が良さそうですね。
さて様々な人の意見がありましたが、これだけ結婚相手への考え方について、男性はギャップがあるという非常に面白い結果となりました。もちろんバリバリキャリア街道をまっしぐらに進む女性にとって、仕事を認めてくれるという人がいいのはもちろん、あなたの頑張りを応援してくれる人の方が相乗効果でより幸せになれる可能性が高まるようです。“結婚したら家庭に入って欲しい”という保守的な意見を持つ男性も多くいます。彼がそう言ってるしそうしたほうがいいのかな?なんて迷わないで。自分が生きたいように生きれる男性とぜひおつきあいをしてください。