人生において意外と大切なのが、“タイミング”と“運”。
「あのとき、もっと自分からアプローチしてたら…」
「5年前のあの彼と別れなければ…」
“タイミング”と“運”をないがしろにし、味方につけることができなかったのが、今話題の吉高由里子主演ドラマ“東京タラレバ娘”と言えそうです。アラサー世代は「刺さり過ぎて見るのが怖い…」または、「いやいや、話がチープすぎてw」と思いつつ、坂口健太郎演じる、金髪モデルKEYくんの格好良さに負けて、なんだかんだ見てしまうあのドラマ。
U25歳世代には「親から、あんたタラレバ娘になりそうじゃない〜?って心配されたんだけど(笑)」などという、一昔前の“結婚しないかもしれない症候群”のように、“タラレバ娘になるかもしれない症候群”が蔓延していますが、こっちからしたら「お前ら、その年でなに言っちゃってんの」って感じですよね、アラサーなめんな!
リアルタラレバ娘になりかねない私たちは、やはりタイミングと運を味方につけるしかないのでしょう。結婚したい彼がいるのなら、なおさらタイミングブスは致命傷。
しかし、どのタイミングで結婚に踏み切ることがベストなのかは、結婚したいと思う当事者には分からないもの。そこで参考になるのが、やはり先輩の経験談。
今回は、既婚者100名に「どれくらいの交際期間を経てから結婚しましたか?」と質問し、交際から結婚に踏み切るまでの期間を大調査してきました!
では早速、結果を見て行きましょう。
交際期間1年
- 「1年付き合っても、今の夫は飽きなかった。今まで飽きがくると、散々取っ替え引っ替えしていたのに、今の夫に対しては飽きるどころか、どんどん興味がでてくる。そんな彼と結婚したいと思ってたら、夫がちょうどプロポーズしてくれた」(37歳 PR会社 中目黒在住)
- 「やっぱり四季全部を1度感じてから、結婚したいと思っていて、それは結果正解だったと思う!夏になると暑さに負けて、彼の人柄が変わっちゃうかもしれないし、彼の汗の匂いが無理!とかあるかもしれないし(笑)」(36歳 印刷会社 品川在住)
- 「1年付き合ってくると、周りからも“そろそろ結婚〜?”と言われるので、それでお互いに結婚を意識するように。周りからの評価が高い彼なら大丈夫だなって確信がもてた」(35歳 製菓メーカー 横浜在住)
“四季全部を一度彼と経験してから”という意見は少数派かと思いきや、意外にあった回答でした。オールシーズン彼のことを愛せる確信が持ててから、結婚に踏み切る人は多いよう。結婚適齢期の未婚者に「交際から結婚までの理想の期間は?」というアンケートでも、「1年」と答えた人が一番多い結果となりました。
交際期間2年以内
- 「1年はどうにかもつことはあっても、2年以上になってくると結構相性が良い証拠だと思う。私は1年半で結婚に踏み切りました」(38歳 小学校教諭 大宮在住)
- 「最初彼と会った時から、“あ、私この人と結婚するんだ”という妙な直感がありました。その直感を確信に変えるには、1年とちょっと付き合う必要があって。1年で結婚となると、実際は1年未満で結婚を決意することになるから、それだと少し早い気もします」(34歳 アパレルメーカー 亀有在住)
- 「2年は長すぎるかもしれないけど、1年だと短い。”1年半経ったし〜”とお互いが結婚を考え始めて、籍をいれたのは1年9ヶ月のときだった」(36歳 化粧品メーカー 神泉在住)
聞いて納得なのが、「交際1年で結婚したいと考えると、実際の結婚へのアクションは1年未満で踏み切らなければならない」というご意見。たしかに、結婚を考えてすぐに行動というわけにはいかないので、1年以内に結婚を決断していても実際結婚するのは1年以上2年以内は必要、と考えると妥当な線なのかもしれません。
半年
- 「“この人だ”という直感があったからすぐに結婚したくて、私から彼に結婚したいアピールを半年間ずっとしていました(笑)結婚にも勢いって、ある程度必要じゃない?」(32歳 看護婦 北千住在住)
- 「婚活パーティーで知り合ったので、出会ったときからお互いに結婚を意識。それもあって、交際してすぐに結婚の話が出て、とんとん拍子にすすんだ」(37歳 出版社 汐留在住)
- 「付き合って4ヶ月で、彼が2年間海外異動することに。それで、異動先のオランダに着いてきてほしいと彼に言われ腹くくって仕事をやめ、結婚を決めた」(34歳 専業主婦 広尾在住)
なんと付き合って半年(!)で籍をいれるというスピード婚カップルも。“直感でビビッときた”というその直感と勢いのままゴールインを済ませるやり方も、ありなのかもしれません。
交際期間2年以上4年未満
- 「付き合って2年で同棲を始めて、そこから1年半の同棲期間を経て結婚に。付き合ってある程度経たないと、一緒に住めそうかどうかなんて分からないし、同棲して1年ちょっと経たないと、その人と結婚できるかなんて分からないから、私的には3年半がベストだった」(36歳 金融関係 等々力在住)
- 「友達の紹介で知り合った彼と結婚したくて、でも彼の口からは結婚の意思が感じられず…。彼と一緒に夜ご飯を食べている時に、突然私が”ねえ、結婚する気あるの?”とキレたのが彼と3年2ヶ月くらいのこと(笑)その気迫に押された彼はそのあとすぐにプロポーズしてくれて、無事結婚。」(32歳 旅行代理店 日吉在住)
3年半前後がベストだという人も。4年を超えそうになると「私、彼と結婚できるの?」と不安になるため、女性からグイグイ結婚を押し進めるパターンが多いようでした
4年以上
- 「彼とは学生のときから付き合っていたので、9年間の交際期間でした。ずっと隣にいたのが彼だったので、彼以外考えられなく、結婚に至りました」(30歳 医療事務 吉祥寺在住)
- 「籍をなんとなく入れそびれ、もうこれはこれで仕方がないかな〜と思っていた6年目に、彼が昇進。そしてそれと同時にプロポーズが!彼曰く“ギリギリの生活じゃなくて、ゆとりをもった状態で結婚できるようにしたかった”とのこと」(36歳 飲料メーカー 高円寺在住)
- 「2年間の交際、その後2年の同棲後、結婚。さすがに5年も6年も結婚待ちになるのは嫌だったから、5年以内にどうにかしてねと彼に釘をさしておいたのが良かったのかも」(34歳 イラストレーター 代官山在住)
なんと学生時代の彼とそのまま結婚したという、素敵な話もチラホラ。でもやはり、4年を境に、当時の彼と見切りをつけた人が多いようです。結婚までの期間が長ければ長いほど良いというわけではないでしょう。
アンケートの結果は以下のとおり。
- 交際1年…32.2%
- 交際2年…23.0%
- 半年…18.0%
- 2年以上4年未満…10.7%
- 4年以上…8.0%
今回の調査から多くの人が交際半年〜2年以内のタイミングで結婚しているということがわかりました。とは言いつつも、今すでに2年以上彼と交際している人も諦めることなかれ。約4分の1の人が、2年以上の交際を経て結婚しているので、望みを捨てることはありません。
現に、国立社会保障 人口問題研究所の第14回出生動向基本調査では、出会って結婚するまでの平均期間を3〜4年だと発表しています。
これにはバリバリ働く女性が増えたことや、お金のないアラサー男子が増えたことで、晩婚化が進み、その平均を引き上げていることもその一因といえそうですが、なんであろうと平均は平均。3〜4年という数字を頭の片隅に置いて、今彼に結婚したいアピールをじわじわしていくのが良さそうです。
「あのとき、彼と別れなかったから、見事2歳児の母!」
「あのとき、彼のプロポーズを待てたので、見事ゴールイン!」
Lisp読者のみなさんは、是非このような“カラノデ娘”を目指し、幸せのためのベストな選択をしていきましょう!そんな前向きなみなさんをLispは応援しています!