甘いスパイスになれば良いものの、多くの場合が人間関係をこじらせる元となる。
それが“嫉妬”。
何度か痛い目も、苦しい思いもしたことのあるみなさんなら、この“嫉妬”がどれほどネガティブな作用をもたらすかをご存知ですよね?自分のなかに“こんなにもドロっとした感情があるなんて…”と、その黒い感情にも驚かされるはず。可愛いヤキモチは相手をさらに惹きつけますが、なかなかうまくいかないのが現実です。
今回はそんな“嫉妬”について。
実際どのくらいの割合の男性が、彼女に嫉妬をするものなのでしょうか。男性100人にアンケートをしてきました。まずはこちらの結果をご覧ください。
Contents
男性100人に聞いた彼女やパートナーに対する嫉妬心
Qあなたは自分の彼女、またはパートナーに嫉妬心を抱いたことがありますか?
A.①良くある…18%
②そこそこある…19%
③どちらとも言えない…23%
④あまりない…22%
⑤全くない…18%
この結果を見ると、嫉妬をあまりしない〜全くしないのほうが、若干ポイントが高いものの、10人中 約4人が、彼女やパートナーに嫉妬心を抱いたことがあるという結果に。また、“あまりない”と答えた人は22ポイントだったことからも、“頻度は多くなくとも嫉妬したことのある”男性は、非常に多いのではないでしょうか。
次はどのようなときに、なぜ嫉妬するのかについて見ていきましょう。
Qあなたが彼女、あるいはパートナーに嫉妬するのはどんなときですか?
1.男性のいる飲み会に行くとき
「やっぱり男のいる飲み会に行くのは嫌。でも、行かないでっていうのは重いかなと思うので、言えない。」(28歳 商社 汐留在住)
「なるべくなら、そういう集まりには行かないで欲しい。仕方ないと思いつつ、やっぱり葛藤しちゃう自分がいる。」(32歳 建築関係 千駄木在住)
2.女友達と楽しそうにしているとき
「自分のことをバカだな〜と思いつつ、やっぱり彼女が自分の知らない顔で笑ってると寂しい。」(33歳 印刷会社 五反田在住)
「正直、女友達と出かける頻度が高くても嫉妬する。男じゃないから許せるってわけじゃないかも。」(26歳 美容師 川崎在住)
3.元彼の話を聞かされたとき
「これに嫉妬しない男はいないはず!今の彼女に少なからず、影響を与えた男がいたんだな〜って思うと複雑な気持ち。」(27歳 エンジニア 渋谷在住)
「なんでその話俺にするの?って思っちゃう。そんなの嫉妬するに決まってるじゃん。」(28歳 広告代理店 恵比寿在住)
4.やたらと携帯をチェックしているとき
「一緒にいるときにやたら、携帯をチェックしてるのは嫌だな〜。どうしても浮気を疑ってしまう。」(28歳 飲食店経営 赤坂在住)
「二人でいるのに、携帯チェックするのは理解不能。そんなに携帯が大切なの?」(30歳 ジムトレーナー 北千住在住)
5.あまりにも車やバイクなどの男性趣味に詳しいとき
「直接的に元彼の話をされるより嫌かも(笑)ただの自分の被害妄想なのに、その元彼に対抗心が芽生える。」(32歳 旅行代理店 大宮在住)
「“なんでそんなに詳しいの?”って聞いちゃったら即アウト。自爆するだけ。彼女の申し訳なさそうな顔を見てしまうと、途端に苛立ちが襲ってくる。」(28歳 自動車メーカー 二子玉川在住)
6.男性アイドル、俳優に夢中なとき
「日常生活の中で、誰かを好きになられるよりよっぽど良いってことは、頭では分かってるけど、夢中すぎるのは悲しい…。何年も前に、ジャニオタと付き合ったことがあるけど、お金も時間もジャニーズにかけすぎてて、自分の存在意義を問われた(笑)」(27歳 放射線技師 柏在住)
「自分もテレビに出てくる女優を見て“綺麗だね〜”って言うことあるから、偉そうには言えないけど、やっぱり良い気分にはならないよね。」(34歳 出版社 日吉在住)
7.初めてSNS上の彼女を見たとき
「お互いのSNSを知らずに付き合うことってあると思うんだけど、やっぱそれでも付き合ったらお互いのTwitterアカウントとかフェイスブックとか知るわけじゃん?そこで、なんとなく自分の知らない彼女の一面を見た気がして、不愉快になってしまう。」(26歳 金融関係 横浜在住)
「ネット上の彼女と、普段接してる彼女にそこまで差がなくても、何故か差を感じてしまう。」(30歳 製菓メーカー 駒込在住)
8.返信が遅くなったとき
「返信が遅いとなにしてるんだろうって心配になる。それで返信がくると“なにしてたの?”って詰めるのは良くないと思いつつ、やってしまいがち…。反省…。」(29歳 保険会社 浦和在住)
「即レスしろとは思わないけど、普段通りのテンポで返信がないと不安。」(34歳 公務員 綾瀬在住)
9.自分の男友達と彼女が話しているとき
「自分で男友達を紹介しておきながら、仲よさそうに喋っているところを見ると無性に腹がたつ(笑)」(29歳 カード会社 金町在住)
「彼女がよそいきの顔で男と喋っているのを見るのがすごく嫌。その話し相手が自分の知り合いだろうと、全く知らない人だろうと同じ。」(32歳 テレビ局 六本木在住)
10.“ここ来たことある〜”と言われたとき
「このセリフ、まじで下がる。」(26歳 美容師 原宿在住)
「お洒落なレストランとかでこのセリフ言われたら、絶対元彼と来たってことだよね。そんなこといちいち報告しないでほしい。」(29歳 家電メーカー 上野在住)
アンケートを通して、男性が嫉妬するときは
1.元彼の影を感じたとき
2.他の男性に気があるように見えたとき
3.自分の知らない彼女の一面を見たとき
この3つのシーンであることが分かりました。
また、何故、このようなシーンに対し、嫉妬心を抱いてしまうのかについても調査したので、結果をご覧ください。
Q何故このようなシーンに嫉妬するのですか?
1.自分の支配下に置きたいと思ってしまうから
「自分の彼女は自分のものにしておきたい。他の人に取られたら嫌だなって思うから。」(29歳 銀行員 横浜在住)
「彼女のことをコントロールしたいと思ってしまうから。」(31歳 予備校講師 新松戸在住)
2.自分を差し置いて、楽しんでいる様子が不快だから
「自分と一緒にいるときが一番楽しいって顔をしてほしい。そのほかで楽しそうにされると、モヤモヤする。」(32歳 食品メーカー 自由が丘在住)
「他の人と一緒にいたり、なにかに熱中してるときが一番楽しいなら、俺と付き合ってる意味ないじゃんって思ってしまう。」(33歳 ライター 下北沢在住)
3.理由はわからないけど とにかく彼女に依存・執着してしまうから
「彼女がいなくなったらどうしようって思うから、嫉妬もするし執着もする。」(26歳 自動車メーカー 川崎在住)
「彼女を失いたくないという気持ちが、束縛行為に発展してしまいがち…」(30歳 IT関係 中目黒在住)
嫉妬の理由は上記のような結果に。
心理学の面から見ても、独占欲求がネガティブな思考を生み出し、そしてそれが強くなると依存や執着に発展することがわかっています。嫉妬の感情の裏にあるのは“彼女のことが好き”だというポジティブな感情ですが、それをこじらせすぎて、ネガティブな感情を持ってしまう人は多いようです。彼氏が束縛男で悩んでいたり、ものすごく嫉妬をしてくることで悩んでいる人は、一旦、彼の根底にある感情を想像してみるといいかもしれませんね!
おそらく、嫉妬と恋愛は切っても切れない関係。だったらこの“嫉妬”とどう折り合いをつけていくかがポイントとなってきそうです!