始まったもの全てに、必ずあるのが“終わり”。
それはもちろん、男女の関係にとっても同じことですよね?
結婚というある種の契約に至らないお付き合いには、絶対にいつか“別れ”が生じます。今まで数々のアーティストが歌ってきたように“永遠などない”ことには、恐らくみなさん、過去の体験から気づいているのではないでしょうか?
しかしそうは言うものの、別れ話ほど体力を消耗するものはありません…。
そして別れ話の難しさは、付き合っていた期間と比例すると、言えるはず。なにより、同棲しているカップルの別れ話がそう簡単ではないことは、すぐに想像できますよね?
今回のテーマは同棲している長年カップルの上手な別れ方について。別れた時の傷が深くなるのか、それともそこまでの傷にならないのかは、別れ際のお互いの対応で、大きく変わってきます。何に気をつけて別れ話を進めれば良いのか、お互いが前向きな姿勢で別れるにはどうすれば良いのか等をじっくり取材してきました。
それでは見ていきましょう!
4年間付き合ったみかさんの場合
- Lips girl ステータス
- 名前 : みか
- 職業 :アパレルメーカー
- 年齢 :26歳
- 学歴 :東京家政大学
- 年収 :360万
- 交際期間:4年
- 住んでいる所 :下北沢
- 好きなブランド:LOWRYS FARM
- 似ている芸能人:ホン・ヨンギ
今回取材を引き受けてくれたみかさんは4ヶ月前に、彼と別れたばかりなのだそう。その彼とは4年間付き合っており、そのうちの2年は同棲していたとのこと。そんな二人が別れることは、やはり難しいことであったそうです。
そんな比較的新しい傷を隠し持ちながらも、「私も同棲彼氏との上手な別れ方を知っておけば、こんな風にならなかったと思うから…」と快く取材を受けてくれました。
別れることになったきっかけ
本日は宜しくお願いします!
「こちらこそお願いします。」
はじめに、彼と別れることになった経緯について教えてもらえますでしょうか?
「はい。彼と別れようと最初に思ったのは、多分私だったと思います。その理由を一言で説明するのなら、“この人とは付き合っていて楽しいけれど、結婚は考えられない”と思ったからです。
将来性がないと思ったのが先なのか、私がある程度冷めてしまったから、将来性がないと思ったのかの、どちらが先なのかは未だに自分でもよくわかってませんが、どちらにせよ、“結婚を考えられないな”と感じたことはかなり自分のなかで大きかったです。」
たしかに結婚を考えられない男性と付き合っていられるほどの余裕、このくらいの年齢になるとなくなってきますよね…。
なぜ、そんなに長く付き合った彼との将来を考えることができなかったのでしょうか?
「彼は、私の4歳年上の30歳でした。30歳というと、男の人でもそろそろ結婚願望がでてきたり、周囲の影響で独身の人は焦りだす頃じゃないですか。でも、そういうのが一切、あの人にはなかったんです。
今私がこうして言うのも悔しいんですけど、彼は格好いいし、高身長だし、女の子の扱いが上手だし…で、かなりモテるタイプでした。芸能人で例えるなら、玉木宏系の日本人っぽい塩顔男子。オラオラではなく、とにかく爽やかなので、女性だけでなく、男友達や、年上の人からもかなり好かれていました。人の心をくすぐるのが得意な世渡り上手ってやつですね。
まあ、そんな彼だったので、浮気はかなりの回数していました。付き合った当初から、わりと浮気癖がありましたね。最初はそれに私もかなり怒ってたし、毎回毎回、「本当にありえない!」ってぶち切れていました。でも、彼、自分が浮気することに対して、なんとも思ってないというか、「一番好きなのはみかに決まってんじゃん。それは絶対嘘じゃないし、それ以外になにが必要なの?他の人のことを好きになるわけなんて、ないから。」とか言ってくるんです。で、しかも本当に、私のことが好きなんだろうなと思ってしまう態度。そんなこんなでうまくやり込められて、ずるずる続いてしまい…次第に私も、本当に好きなのが私なら、もういいかなって思い始めて。
でも、そんな彼と結婚を考えることなんてできないじゃないですか!20代前半ならまだしも、もう25過ぎて、そんな彼と付き合ってる時間なんてないなって気付いたときに、別れないと、と思いました。」
別れることになったとき
なるほど、みかさんが結婚を意識し始めたことによって、彼との別れも意識し始めたということですね。彼にはみかさんから切り出したのでしょうか?
「そうです。私から“ねえ、そろそろ落ち着いてくれないと、困る。もしそれができないなら別れるから。”と言いました。でも彼は、いつものパターン。“みかが一番大切だよ?”って、私のこのセリフをするりとかわそうとしたんです。
だけど、それに屈したら、このままずーっと結婚も考えられない人と付き合っていくことになる。だから絶対に折れちゃだめだと思って、そこからは、本気なことを示そうと思い、口だけじゃなくて、行動することにしたんです。
家にある自分の荷物をまとめてみたり、1週間実家に帰ってみたり…。今まで、そういうことはしてこなかったので、彼もさすがに私が本気だと言うことを察したのか、一回話そうと連絡がありました。
そのときはまだ、彼がこれをきっかけに誠実になって、結婚を考えてくれるような人になることを期待していました。私が、“別れる!”と言って、実家に帰ったりしたのは、本気で別れたかったからというよりは、私の存在の大きさを思い知って、それで更生してくれることを願っていたからです。
でも、その願いはあっさりと打ち砕かれました。彼から連絡があって、今後のことについて話し合ったんです。こうやって真剣な話し合いをするのは実は初めてだなーと思いつつ。
私は“今のままだと結婚は考えられないし、そういう人と付き合っている時間はもうないから。だから、もうそういうこと(浮気)はしないか、別れるかどっちかにして”って言ったんです。そしたら彼は彼で、“俺は結婚とか、まだ考えられない。なんでこのままじゃだめなの?”の一点張り。その日からは、会うたびに口論。その状態が1ヶ月くらい続き、お互いにヘトヘトでした。」
1ヶ月もその状態だとかなり消耗しますよね…。
その後、どのように話し合いを終え、別れることになったのでしょうか?
「論理立てて話し合いをし、円満に終わることは私たちにはできませんでした。“別れようか“となったのも、この話し合いのせいで、お互い疲労しすぎたことが原因です。毎日毎日喧嘩をして、嫌な気持ちになって、泣いたりわめいたりしてるのはなんのためなんだろうって、私も思ったし、おそらく彼も思っていたと思います。
こんなに疲れることには、はやく決着をつけたかった。もう戦う気力すら奪われていたんです。好きとか嫌い、だとかの次元ではなくなって、別れるしか道は残されていなかったし、このまま不毛な言い争いをしても無意味だなって。それでようやく別れようか、となりました。」
別れることを決めてから、実際に別々に住むまでどんな流れだったのでしょうか?
「元々、彼の家に私も一緒に住むことになった形での同棲だったので、とにかく自分の荷物をまとめて、出ていくだけでした。しかも、一回、荷物をまとめて出ていったことがあったので、そんなに辛い作業ではなかったです。
ですが、一緒に使っていた家用のパソコンなどを、どうするか決めるときは結構辛かったです。“本当に別れるんだな〜”ってことを実感しましたね。同棲が長くなると、兼用のものも増えてくると思うので、それをどうするかは結構難しい問題ですよね。」
たしかにそうですね〜。みかさんは別れ話を切り出し、疲労して別れに至ったと言っていますが、どうしたらもっと上手に別れることができたと思いますか?Lisp読者へのアドバイスも含めて、お願いします。
その後思うこと
「お互いに感情をぶつけ合えば良いと思っていたのが、いちばんの大きな間違いだったかな、と今となっては思います。お互いが言いたいことをとにかく、相手に押し付けることが“本音でぶつかることだ”なんていう聞こえの良いように解釈していました。そうすることで、より絆が深まると思ったんです。でも、そこから何か生まれることは、ありませんでした。このことをもっと早く知っておけば良かったと、心の底から思います。
すごく大切な人だからこそ、綺麗に別れた方が絶対に良い。それにはお互いに、感情を露わにするのではなく、冷静に話し合うことが必要不可欠なんです。別れ話を冷静にするなんて、きっと完璧には無理だと思いますが、なるべく冷静に話そうという意識があるだけで結構違うはず。当たり前のことに感じるかもしれないですが、本当に大切なことです。身をボロボロにした私が言うのだから、これは絶対本当です(笑)」
“本音でぶつかること”と“自分の感情と押し付けること”は全然違うと、みかさんは言います。そして感情を押し付けることで解決することはない。大切な人だからこそ、感情的になりがちだけれど、むしろ大切な人だからこそ、冷静に話そうと心がけることが大切。過去の体験から、そうみかさんは教えてくれました。
最後に
長年の付き合いだと、ついつい遠慮がなくなり、言いたい放題になりがちです。相手の意見を聞く姿勢ではなく、“私はね、私はね”となってしまう人も多いでしょう。しかし、それで上手に別れられるわけがありません。“心の底から、そのことを知っていたらよかったのに…”と言うみかさんの叫びを忘れず、大切な人を大切な人として記憶するために、上手なお別れをするための努力をしていきましょう。